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絶対後悔しない結婚式にしたいなら「結婚式の目的」を考えよう

投稿日:2017年7月9日 更新日:

「大切な人を大切にする」をモットーに、奥様である友紀さんとともに、世界各地で二人のウェディング写真を撮影されているバックパックウェディングの松永真樹さん。

松永さんは、全国行脚で、1年に4回結婚式を挙げられました。

結婚式でやりたいことを全部叶えてきた松永さんに、結婚式について伺う第3弾の今回。自分たちらしい結婚式を挙げるためには、どうしたらいいのか? 具体的に何をしたらいいのか? その秘訣を伺いました。

 

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費用に悩むカップルへアドバイス!考えるべきは、まず◯◯!

計4回の結婚式の準備や費用について教えていただいた前回は、オリジナルウェディングを実現させているにも関わらず、式場で頼むよりも費用はかかっていないことに驚きました。松永さんのように、自ら全てをプロデュースすることができないカップルにとって、結婚式の費用は、大きな悩みの一つとなっていますが、それについてはどう思いますか?

「結婚式をする」と決めて、通常式場へ行けば、“何百万円を事前に先払い”となりますよね。そうなった時に、自分達にはそのお金が今、手元にない。そこで、「じゃあ、お父さんお母さんに、借りようか」……ってことになる。でも、「そこまでして結婚式をやりたいのかな」って考えて、結局「結婚式はやりたくない」ってなる気持ちは、わかりますよね。親にお金を借りてまで、借金してまでやりたいかな、っていうね。

結局、その「結婚式」というものを、どういう位置付けにしていくのか、が大事なんだと思います。言い換えれば、結婚式をする“目的”は一体何か、っていう事をちゃんとしっかり新郎新婦が考えるべき、というかね。

自分にあった結婚式スタイルの見つけ方

新郎新婦が、しっかりと考えて二人にとっての「結婚式の目的」が明確になれば、自分たちが挙げるべき、結婚式のスタイルが自ずと見えてくる、と松永さんは語ります。それは、具体的にどういうことなのでしょうか。詳しく聞いてみました。

「みんなが挙げるから」、とか「結婚したら、式を挙げるものだから」っていうふうに考えていると、「結婚式はお金が掛かるから嫌だな」っていう感情が生まれると思うんですよ。だけど、誰のため何のためになど、“結婚式の目的”がきちんと定まっていれば、自分達に見合った場所を選べると思います。

例えば極端ですが、「結婚式したくない」、その理由が“お金がない”というだけなら、「家でやったらいいやん!」ってなりませんか。そこに、”家でやるのがダメ”っていう決まりはないわけですから。

結婚式の目的が、「花嫁姿を見せたいから」っていうのであれば、公民館で叶うんです。”結婚式の目的”をちゃんと定められたら、場所なんて、どこでやってもいいんやろうな、と僕は思います。

式場は自分たちで作りました

自分たちのスタイルを明確にして、松永さんは1回目は、 “公民館”で結婚式をしました。“普段仕様の町の公民館”を“結婚式場”に作り変えようとする、そんな発想とプロデュース力に頭が下がります。実際にどのくらいの期間で、どんなふうに作り変えたのでしょう。

準備期間は、3ヶ月くらいですね。公民館の中をガラッと全部変えたんです。

例えば、公民館って古いカーテンがあったり、賞状が飾ってあったりするじゃないですか。それを全部取って、カーテンは新しいのに付け替えて、断熱の発泡スチロールを、ちょうど窓枠型に板を当てはめて、そこに参列してくださる人達の思い出の写真を飾ったりました。

公民館は、僕らの家の50m先にあって、とても近いので、時々寸法を測りに行って、それに当てはめられるようなものを先に作っておきました。高砂用に木箱をスーパーから貰ってきて、それをペンキで塗ったりもして。そして前日に、僕らと全国から来てくれたスタッフたちみんなで1日掛けてそれを一気に装飾しました。木箱もスーパーから貰ってきて、それをペンキで塗ったりもして。高砂も全部、装飾したんですよ。

 

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会場のデメリットはメリットでもあった

先のお話から、みんなで力を合わせていつもの場所を式場へ変化させていく、そんな楽しみは、“公民館”ならではの醍醐味だと感じましたが、公民館で結婚式をするという発想は、なかなか湧いてこないようにも思います。そもそもどうして公民館を選んだのでしょう。その場所を選んだメリットとデメリットは何だったのか、素朴な疑問をぶつけてみました。

メリットの1つは立地ですね。

そもそも、どうして公民館を選んだかというと、丁度その時に、体調を崩されていた友紀(奥様)のおばあちゃんのためなんです。最初は、阿蘇のキャンプ場を貸し切ろうかなとも思ったんですけど、道中2時間くらいかかるので、身体の負担の軽減を考えて、おばあちゃんの家から近い公民館なら来れるかなって。友紀(奥様)の親戚一同20人くらいもみんな近くに住んでるので、みんなが来やすいのもありました。

ただ、公民館で結婚式をするって決めて、みんなから言われたのは、「なんで公民館でやるの?」でした。 でも、公民館でやったおかげで、「こんなふうに公民館が変わるんだ!」というサプライズにもなったし、感動してもらえてよかったな、と思います。

デメリットは、大きさが限られていることですね。公民館って全部で50人程しか呼べなかったんですよ。それは逆に言ったら、本当に誰を呼ぼうかって、厳選出来たのでメリットでもあったんですけどね。

でも、もうちょっと広かったら、60〜70人くらい呼べたな! っていうのはちょっとあったりしました。だから、あえてデメリットを出すとすると会場の大きさに限りがあったことかな。

自分たちらしい結婚式、に正解はないのだということを、教えられた気がします。結婚式準備中のカップルのみなさん、この機会に “私たちの結婚式の目的”について、一度考えてみてください。

さて次回は、いよいよ具体的な結婚式のエピソードについて伺いました。実際に結婚式を挙げてみないと見ることができない、松永さんがそこに見た景色を、松永さんらしい言葉でお話いただきました。温かい気持ちになること請け合いです、お楽しみに。

【書籍紹介】

BackpackWedding~世界の絶景でウェディング~

【取材協力/松永真樹さんプロフィール】
1982年4月9日生まれ 大阪出身。
全世界各地年間100回以上(大学&高校などでも)キャリアや進路などの講演をして回る講演家。
学生時代にバイクで日本一周、アメリカ留学、世界50カ国の旅に出る。 インドで爆破テロに合い、目の前で50人の死者を見る。 人間はいつ死ぬかわからない。であれば毎日毎日、この一瞬を大事に生きたい!そう強く思う。
大学卒業後は2年間人材教育会社にて、個人や組織の目標達成をサポートする仕事をする。その経験を生かし2年後、株式会社Globe設立。代表取締役に就任。
2012年には自身の処女作「やりたいことの見つけ方」出版。
「大切な人を大切にする」をモットーに、愛するゆきと365日地球を舞台に人生彩り中。インスタのフォロワー3万人目前。

 

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