結婚式はできるだけ安く済ませたい。当然だと思います!
でも‥本当に「それも」安く済ませて大丈夫?
結婚式を間近で見てきた司会者だから伝えたい。
安ければ良いって訳じゃない‥お金をかけるポイントはココ!【おもてなし編】をご紹介します。
結婚式の「おもてなし」とは
そもそも「おもてなし」とは何か‥ご存知でしょうか?
「おもてなし」は「持て成し」に「お」がついたもの。
「持て成し」の意味は‥
① 客に対する扱い。待遇。 「丁重な-を受ける」
② 客に出す御馳走。接待。 「酒肴の-をする」 「何のお-もできませんが」
③ 人や物事に対する振る舞い方。態度。 「御-優に、用意深くましましけり/十訓 7」
④ 物事に対する扱い。とりはからい。処置。「ただ、世の-に従ひて、とあるもかかるも、なのめに貝なし/源氏 椎本」
引用元:https://www.weblio.jp/content/持て成し
結婚式に当てはめてみると‥大きく2つ。
- お料理・ドリンク・引出物といった「直接的」なおもてなし
- 態度・振る舞い・気遣いといった「気持ち」のおもてなし
※「待遇」も大事な「おもてなし」の1つですが、サービス面は会場のスタッフに任せることになるので、ここでは取り上げません。
結婚式は、新郎新婦が「今までお世話になった方々」を招待しますね!
幸せのお披露目も大事なことですが‥
幸せを見るために、時間やお金をかけて列席してくれる皆様を「持て成す」ことは、とても大事なことだと思います。
本当に安く済ませて大丈夫?直接的な「おもてなし」
おもてなしの中で1番ゲストが「喜んでくれる」のは‥「お料理」です。
これは、結婚式当日を見ても、結婚式後日を見ても言えることなのです。
結婚式当日、新郎新婦は目まぐるしい1日を過ごします。
絶え間なくゲストが写真を撮りに来てくれるし、プログラムも進んでいきます。
でも‥ゲストは、披露宴の大半を「席に座って」過ごします。
「お料理」をオススメする訳
披露宴の大半を「席に座って」過ごすということは‥飲食をしている時間がとっても多いのです!
結婚情報サイトを見てみても、会場評価のポイントに「お料理」が入っていますよね。
今や結婚情報サイトは、新郎新婦の口コミだけでなく「列席者」の口コミ投稿も多いです。
結婚式当日「お料理が美味しい!」という声をよく聞きますし、後日「口コミ」といった形で「お料理の評価」をよく見るのです。
元々お料理を楽しみにしていたことが伺えますね!
それほど、ゲストにとって「お料理」は大事な項目の1つなのです。
当日に「おもてなし」をすることは難しい‥
例えば、「メッセージカード」を用意したりといった「事前に準備できるおもてなし」は可能ですが‥
態度・振る舞い・気遣いといった「気持ち」のおもてなしの面で
結婚式当日に「新郎新婦ができること」は、実は少ないのです。
何より新郎新婦は忙しい‥!!
思っていたより喋れなかった。そういったお声が多いです。
ご親族様なんかは、「お見送りで一言喋っただけ」ということもあり得ます。
そういった方々も含め、すべての方に届けられるおもてなしが「お料理」「ドリンク」「引出物」といった直接的なおもてなしです。
全部にお金をかける必要はありません。これから家庭を持つお二人ですから‥お金はいくらあっても多いなんてことはないでしょう。
ですが、これから先、ゲストの皆様との「縁」も続いていきます。
「ゲストが1番喜んでくれる」「おもてなし」を感じてくれる「お料理」に、重きを置いてみてはいかがでしょうか?