結婚式の見積書は、何回か出してもらう機会があると思いますが‥
これなら予算内におさまりそう!と喜んでいたのに
打ち合わせを進めるたびに「あれ?まだコレが増えるんだ!」と驚いてしまうことも。
事前にこんな項目があるんだと知っていると、準備も進めやすいですよね!
今回は、結婚式の見積書についてご紹介していきます。
目次
「プラン内」に何が入っているか確認しておこう!
結婚式のプランは、結婚式場によって様々です。
例えば、「〇〇プラン」「〇〇割引」といったセット価格になっていることも多いですし、すべて「単品」で注文していくこともあります。
この「〇〇プラン」「〇〇割引」の内容には、何がいくつ含まれているのかをしっかりと確認しておきましょう。
- プランに含まれていない商品で「必要」と思うものは、別途注文が必要
- 割引に含まれていない内容は、ついてこない です。
よくあるトラブル「出来ると言われたのに」
よくこんな書き込みを見ます。
「見学した時に、出来ると言われたのに‥」
必ずしも「出来る」=無料でできるではありません。
ここでの「出来る」のイメージはこんな感じです↓↓
例:飲食店に予約の電話をかけました
客「友だちが誕生日なので、ケーキを用意することはできますか?」
店員「出来ますよ」
この場合、お誕生日ケーキは‥もちろん別途料金がかかりますよね!?
結婚式の話に戻ると‥簡潔に言ってしまえば「お金を払えば出来るよ」といった意味合いです。
この言い方にはかなり語弊がありますので‥勘違いしないでいただきたい!ダマしている訳ではないことを。
「商品にお金がかかる」ことは当たり前なのですから。
当たり前だから「無料と思われてしまうことが念頭にない」のですね。
=無料でできる内容は「〇〇特典」に入っている内容だけという場合が多いです。
もし見学のときに「出来ますよ」と言われたら、無料なのか・有料なのか確認してみましょう。
「無料で出来ます」と言われたら、特典内容に入っていることを確認しましょう。
見積書の項目
「プラン」「特典」に含まれていれば、それは別途注文がいらないということ。
逆に、含まれていないもので「欲しいから注文したいもの」は、加算されていくものになりますね!
ここからは、見積書に入ってくる項目を紹介していきます。(いる・いらないは人それぞれです!)
「会場使用料」
項目名は式場によって様々ですが「会場を使用する料金」=「場所代」になり、あとから加算されるものではありません。
結婚式場は「交通の便が良い場所」に建っていることも多く「土地代」が高いんですね‥。また、何年経っても「綺麗」であることが必須。
「修繕費」が高かったり、機材や照明も万全でなくてはなりません。そういった、”式場を保っていくため”の費用として「会場使用料」「付帯設備費」が入っています。
「会場使用料」と纏めてあることもあれば、「披露宴会場使用料」「メイクルーム使用料」「ゲスト控室使用料」など、各項目ごとに分かれていることもあります。
「挙式料金」
「教会式」「人前式」などの挙式料金です。契約をした時点で「挙式を挙げること」が決まっていれば、最初の見積書に含まれているはず‥!
挙式料金の中に「チャペル使用料」や「司式者」「聖歌隊」などの料金が含まれている場合と、含まれていない場合があります。
別項目で書かれていたり、生歌・生演奏は入れる・入れないで異なってくるので、最初の段階では含まれていない時もあります。
料理・飲み物・ウェディングケーキなどの「飲食代」
飲食関係の項目は「料理」「飲み物」「ウェディングケーキ」などが入ってきます。
「料理」「飲み物」にはコースがいくつかあり、その中から選べることが多いです。
「飲み物」は、「待合時間」「披露宴」のフリードリンクがそれぞれ選べたり、別途「乾杯酒」をつけることも多いです。
結婚式場に”飲み物持参”で来るゲストは少ないので、きちんと「待合時間」もドリンクを提供した方が良いですね!
「サービス料」
サービス料ってなんぞや?そう思いますよね‥。当日お料理を運んでくれるスタッフなどの「人件費」と思ってもらえれば良いと思います。
サービス料は「飲食料金の何パーセント」となっていることも多いです。つまり「飲食の合計金額」によって変動してくる訳ですね!
でも。考えてもみてください。
人件費なワケですから、ここの金額が低いと‥サービススタッフの人数が少なくなる可能性が高い!
「全然スタッフがいなくてお酒が注文できなかった!」というのは、一概に式場が‥とは言えませんね。
スナップ撮影・型物撮影・アルバムなどの「写真」
挙式披露宴の最中に、新郎新婦やゲストを撮影していくのが「スナップ撮影」。アルバムにしてもらうことが多いですね!
しっかりとポーズを決めて撮影する「型物撮影」は、「新郎新婦がチャペルで並んでいるところ」「親族の集合写真」などを2面の台紙にしてもらって、後々家に飾る方も多いです。
メインテーブル・各テーブル・ブーケなどの「お花」
新郎新婦が過ごす「メインテーブル」、ゲストが過ごす「各テーブル」にはお花を飾りますね!
新婦が手に持つ「ブーケ」、新郎の胸元に挿す「ブートニア」、ゲストに花びらを降り注いでいただく「フラワーシャワー」など、お花が活躍するシーンは多いです。
最近は「お花」だけでなく、メインテーブルの後ろに「木」を飾るのも人気になっています!
フォトアイテムやテーブルクロスなどの「装飾品」
式場に元々置いてあるもの以外に、装飾品を頼める式場もあります。
「飾り用のキャンドル」「洋書」などの装飾品。可愛い写真を撮るための「フォトアイテム」や「フォトブース」など。
メインテーブルや各テーブルにつける「テーブルクロス」は、式場により様々です。
「無料でつけられる」テーブルクロスが有る・無いも変わりますし、オプションでカラーを選べることも。「ナフキン」も同様です。
エンディングロール・記録映像・プロフィール映像などの「映像」
事前に作成をして当日上映する「オープニング映像」「プロフィール映像」。
当日撮影をして当日上映する「エンディングロール」。
当日撮影をして後日納品される「記録映像」など、映像関係は種類が様々。最近では「ドローン撮影」も人気です!
「映像そのもの」の料金に「機材放映費」が含まれている場合と、含まれていない場合があります。機材放映費とは、「機材の使用料」や「人件費」などのこと。
映像は自分で作ると結構大変です。使用する曲には著作権があるので、申請をして料金を支払う必要が出てくることも。
「司会者」
披露宴ではやっぱり「プロの司会者」が必要不可欠。友人にお願いするのはなかなか大変です。
「音響」
音響関係では、「音響機材使用料」「音響オペレーター代」などが当てはまります。
音源を新郎新婦が準備する・しないで料金が変わってくることもあります。
「衣装」
衣装は「タキシード」や「ドレス」だけではありません。「ベール」「インナー」「靴」「手袋」など、身に着けるものすべてが必要です。
両親や親族が「モーニング」「留袖」などをレンタルしたい場合もありますので、事前に聞いてあげると親切ですね!
「タキシード」や「ドレス」は持込み不可でも、「ベール」「インナー」などは持込みOK!ということもあるので、是非確認してみてください。
ただ、持込みをする場合は「ドレスと合わない」「サイズが合わない」などは自己責任です。ご注意ください。
「小物」
ティアラ・お花などの「ヘッドアクセサリー」。「ピアス」「イヤリング」「ネックレス」などが「小物」にあたります。
ドレスが決まってからじゃないと、小物は選ぶことが難しいので‥忘れた頃にのっかってくる項目第一位かもしれません‥。
「着付け」
新郎新婦の着付けはもちろん、親族で「留袖」や「訪問着」の着付けが必要な場合は予約しましょう!
「ヘアメイク」
新婦の「ヘアセット」「メイク」代のほかに、新郎やゲストの「ヘアセット」代なども当てはまります。
最近では、新郎も「メイク」されることも増えてきました。お酒を飲むと顔が赤くなってしまう!髭を隠したい!といった理由で頼まれる方が多いです。
ゲスト分の「着付け代」「ヘアメイク代」を、見積書に入れる・入れないは、新郎新婦が決められることが多いです。
「引出物」
ゲストに配る贈呈品が「引出物」。ご祝儀の金額によって贈る品物を考えましょう!
内容は地域差があるので、プランナーや両親にも相談して決めると良いですね!引出物を入れる「引出物袋」も用意が必要です。
招待状・席次表などの「ペーパーアイテム」
「招待状」「席次表」「席札」「メニュー表」などのペーパーアイテムです。
手作りや持込みをする方も多いですが、名前や肩書きの間違い、配席などには充分気を付けましょう。
キャンドルやバルーンなどの「演出」
「キャンドルサービス」や「バルーンリリース」といったものが「演出」に当てはまります。
新郎新婦だけが行うもの(メイン演出と言います)は1個でOKですが、キャンドルサービスであれば「テーブルの数」。
バルーンリリースやキャンドルリレーなど、ゲスト全員に参加いただくものは「人数分」必要になりますね!
花束・時計・似顔絵などの「両親への記念品」
披露宴のクライマックスに「両親に贈る感謝のプレゼント」を贈られますよね!式場で注文することも可能です。
その他
「芳名帳」「結婚証明書」「リングピロー」など、見積書に入るかは人それぞれな小物類もあります。
まとめ
今回ご紹介したものは、一般的な結婚式で必要といわれているもの。
結婚式場によっては「項目名」が違ったり、必要なもの、不要なもの、若干異なります。
でも‥「注文するもの」「用意するもの」がたーくさんあることは確か!
準備を進める中で「あと何が必要ですか?」と聞きながら決めていくのもオススメです!