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結婚式の「謝辞」例文と成功するコツ3つ

投稿日:2019年6月14日 更新日:

結婚式での使用がタブーとされている忌み(いみ)言葉とは

 

疑問

結婚式などのお祝いの席では使わないほうがよいとされる「忌み(いみ)言葉」というものがあることをご存知ですか?

つい、何気なく使ってしまう言葉の中にも「忌み言葉」といわれている言葉があります。

結婚式の謝辞を考えるときに、「忌み言葉」を使わないように注意してくださいね。

忌み言葉とは?

「忌み言葉」とは、結婚式などお祝いの席などにはふさわしくない縁起が悪い言葉のことをいいます。

日常生活で使うときには特に問題がない言葉でも、結婚式などのお祝いの席ではふさわしくないとされている言葉があります。

「忌み言葉」の意味の言葉を使いたい場合は、同じ意味のある別の言葉に置き換えて使うようにしましょう。

不幸を連想させる言葉

不幸を連想させる言葉として挙げられる言葉には、以下のような言葉があります。

「忙しい」

「多忙」

「最後」

「去年(きょねん)」

「四」

「九」

忙しいという言葉は言葉自体に悪い意味があるというよりも、漢字にした場合に「亡」という字が含まれているので、忌み言葉とされているようです。

「本日はお忙しいところ」「本日はご多忙中のところ」「最後になりましたが」「去年知り合いました」など、挨拶の言葉の中に入れやすい言葉なので、これらの言葉を使いたいときは別の言葉に置き換えて使うようにしましょう。

「四」や「九」という数字も不幸を連想させることから、文字にする場合は避けることが多いですが、14日、9日というように日にちとして使う場合は、普通に使っても問題ありません。

別れを連想させる言葉

別れを連想させる言葉には、以下のような言葉があります。

「失う」

「終わる」

「離れる」

「帰る」

「戻る」

「大切」

「絶えない」

「失う」「終わる」という言葉は注意することが多いのであまり使うことはありませんが、「大切に育ててくれた」などの言葉はつい使ってしまうことがありますので、別の言葉に置き換えるようにしましょう。

重ね言葉

重ね言葉は、同じ言葉を重ねて使う言葉のことをいいます。

結婚式を二度繰り返さないようにという意味がありますので、重ねて使う言葉を使わないように注意してくださいね。

「たびたび」

「重ね重ね(かさねがさね)」

「いろいろ」

「もう一度」

「たまたま」

「日々」

マイナスな印象を与える言葉

「頑固」

「気が強い」

「頼りない」

といったように、言葉自体にマイナスな印象がある言葉も避けるようにしましょう。

自分の性格やエピソードなどを盛り込むときについ使ってしまうことがあります。

良い意味になる言葉に言い換えて使うようにしてみてください。

忌み言葉の意味の言葉を使いたいときはこんな表現にしてみましょう

「忌み言葉」といわれている言葉を使いたいときは、こんな表現に変えてみましょう。

  • 「お忙しい」「ご多忙」・・・「ご多用」
  • 「大切」・・・「大事」
  • 「最後」・・・「結び」
  • 「頑固」・・・「粘り強い」「意志が強い」
  • 「スタートを切る」・・・「スタートラインに立つ」
  • 「いろいろ」・・・多く 
  • 「家を出る」・・・「ひとり暮らしを始める」

謝辞をうまく読む3つのコツとは

挨拶

謝辞をうまく読むコツは、3つあります。

1.長い挨拶にしない

長い挨拶は、ゲストの方も疲れてしまいますし、簡潔な挨拶の方がわかりやすく思いを伝えやすいからです。文字数としては1,000文字程度を目安にするとよいでしょう。

2.普段使っている言葉で感謝の思いを伝える

「導入」や「結び」の言葉は、一般的によく使われる言葉を使うことも多いです。

ですが、「本題」の言葉は、あまり難しい言葉を使わないように丁寧な言葉だけを意識して感謝の気持ちが伝わるエピソードを考えてみましょう。

普段使い慣れない言葉は言葉に詰まりやすくなりますが、使い慣れている言葉であればスムーズに文章を読むことができます。

3つ目は、何度も声に出して練習することです。

黙読だけではなく声に出して練習することで、自分の耳からも音が入ってくるので読んだ文章が記憶に残りやすくなります。

全部を暗記していなくても少しでも文章が記憶に残っていれば、仮に詰まってしまったときに次の言葉が出やすくなります。

3.ゆっくり読む

緊張する場面では、つい早口になってしまう人が多いです。

いつもの会話をするときよりも、気持ちゆっくりな速度で、落ち着いて読むように心がけてみてください。

素直に感謝の気持ちを伝えましょう

結婚式の謝辞は、大勢のゲストの前でひとりで挨拶をしなければならないので緊張してしまう人も多いです。

そのため、あまり難しい言葉ばかり選んで謝辞の言葉を考えてしまいますと、言葉に詰まってしまうこともありますし、何より自分たちの素直な感謝の気持ちが伝わりにくくなってしまうこともあります。

「忌み言葉」など結婚式の謝辞ではふさわしくないとされる言葉もありますので、このような言葉を避ける配慮は必要です。

ですが、今日来てくれたみなさんのおかげで結婚披露宴を行うことができたという感謝の気持ちを素直に伝えたいという気持ちを持つことが大切です。

あまり難しく考えすぎず、自分らしい謝辞を考えてみてくださいね。

 

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