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結婚式前に知っておきたい!「新郎衣装」の基礎知識

投稿日:2019年7月6日 更新日:

結婚式の衣装と聞くとウェディングドレスばかりイメージしがちですが、新婦だけでなく新郎の衣装も非常に重要!新婦と格を合わせたり、お色直しで遊び心をプラスしたりと、実は色々な工夫が可能なんです。

新婦だけでなく新郎の衣装にもこだわって、特別な一日をさらに楽しみたいですね。

新郎衣装の種類

新郎衣装

新郎の衣装といえばタキシードや紋付袴が定番ですが、実は他にも種類があるのをご存じでしょうか?特に洋装は式の時間帯によっても正装が異なるので、注意が必要です。

1.モーニング

入学式や卒業式といったフォーマルシーンで教職員が着用したり、結婚式では新郎新婦の父親が着用したりと、新郎の衣装としてのイメージがあまり強くないモーニングですが、実は昼の式では最も格式の高い礼装です。

英国王室では皇太子や王子の結婚式で着用されていたこともあり、新郎の衣装としても定着しています。日本ではパステルカラーのイタリアンタイを選んだり、シャツをクレリックシャツに変えたりと、正式なスタイルに婚礼シーン向けのアレンジを加えたデザインが人気です。

上着はシングルブレストの黒色が一般的。午前中から夕方にかけて、正礼装として着用できます。

2.フロックコート

フロックコート

伝統的なフロックコートは、長めのジャケット丈と前後ともにストレートのシルエットが特徴です。スマートなラインにエレガントな雰囲気が漂い、厳かな結婚式を演出します。

フロックコートはダブルブレストで黒色のものが正式とされ、モーニングと同じく昼間の正礼装です。

ただし昨今では夜間の結婚式で着られることも多くなり、昼夜問わず着用できる衣装として勧める式場やショップも多いようです。

3.テールコート(燕尾服)

テールコートは日本語で燕尾服ともいい、二股に分かれた長い裾が燕の尾(テール)のように見えることがその名の由来です。

黒いジャケットに白のシャツ、白の蝶ネクタイに同じく白のベストを合わせるのが一般的なスタイル。クラシカルでトラディショナルな装いに仕上がります。

基本的には夜の結婚式に正礼装として着用しますが、日本の宮中行事では昼間に着用されることもあります。

4.タキシード

タキシード

タキシードといえば、新郎衣装の大定番!短めのジャケット丈からヒップを覆う程度の長めのものまで、デザインの幅が広いのが特徴です。夜の準礼装ですが、昨今ではフロックコートと同じく昼夜問わず着用されています。

色は基本的に黒やミッドナイトブルーが正式ですが、昨今は白やシルバー、フォレストグリーンなど、色味を楽しむ「ファンシータキシード」を選ぶ方が増えてきています。

ファンシータキシードは略礼装ではあるものの、十分格式の高い礼装なのでマナー違反には当たりません。

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