結婚式は一生に1度のセレモニー。
かけがえのない方々と過ごす、笑顔溢れる1日ですが‥結婚式自体は形には残りません。
そこで、1度ちゃんと考えてみてほしい。安ければ良いって訳じゃない‥。
【お金をかけるポイントはココ!形に残る思い出編】をご紹介します。
目次
思い出を「形に残す」意味
結婚式は「形」には残りません。新郎新婦を含め、みんなの「心」に残るものです。
でも‥ 何年・何十年とたった頃。
日々のなにげない生活。慌しい毎日を過ごす中で、「結婚式で誓った想い」は薄れていきませんか?
そんな時に「形として残っているモノ」があると‥
- 結婚式の準備が思ったより大変だったこと
- 結婚式当日の様子
などが自然と思い出され、「当時の想い」も一緒に思い出されます。
私は結婚式の司会者をしていますが、担当した新郎新婦に「結婚記念日には、アルバムを開いて結婚式の思い出を語ってくださいね!」とお伝えしています。いつかは、お子さんと一緒に見てほしいな~とも思います。
人は「忘れる生き物」です。形として残すことは、その時。その瞬間しかできません。
頑張って準備した分、結婚式を幸せに過ごしたいと思っている分、その先にある何十年と続く「形に残すことの幸せ」も大事にしていただきたいと思うのです。
形に残るモノは「写真」「映像」「お花」
結婚式の中で「形に残すことができるモノ」は
- 型物撮影・アルバムなどの「写真」
- 記録映像・エンディングロールなどの「映像」
- 新婦が持つブーケ・両親に贈る記念品などの「お花」
どの商品も「新郎新婦用」「両親用」など、複数残すことができます。
でも‥全部にお金をかけては、予算オーバーになってしまうかもしれません!
「形に残る思い出」の中から、「何か」を選んで力を入れることをオススメします。
これは良いものを選んだから、こっちはランクを下げよう‥と言った感じです。
「写真」「映像」「お花」にはそれぞれ良いところがあります!
オススメポイントを紹介するので、是非参考にしてください。
①写真のオススメポイント
アルバムを選べば「すべてのシーン」が入っています!中でも‥
- 「ゲストが見ることができない」新郎新婦のお仕度中の写真
- 「新郎新婦が見ることができない」受付中&中座中のゲストの写真
結婚式・披露宴の写真はもちろん残りますが、「誰かが見ることができない」シーンが残るのは嬉しいですね!
「ゲスト」の写真も数多く撮影してもらえますので、あとで現像してプレゼントするとゲストも喜んでくれます。
また、このあとご紹介する「エンディングロール」に収録されないシーンも残ります。
アルバムであれば「手軽に開くことができる」こと。型物写真であれば「部屋に飾ることができる」ことも人気の理由で、型物写真は、両親や親戚へのプレゼントとしても喜ばれますよ!
②映像のオススメポイント
映像は、大きく分けると「記録映像」と「エンディングロール」の2種類があります。厳密にいえば、業者さんによっても様々種類がありますが‥大雑把に言います!
- 「記録映像」は、結婚式・披露宴をずっと撮影している映像。
- 「エンディングロール」は、披露宴の最後に上映する、良いところをギュっと詰め込んだダイジェスト映像。(披露宴の最後に上映するため、最後の方のシーンは収録されません)
どちらも「動き」が入っているので、「涙」したシーンがあれば「なぜ涙したのか」まで伝わってきます。
私情が大いに入りますが‥「エンディングロール」は注文した方がいい!!(笑)
「良いところをギュっと詰め込んだ」がすでに私情なのですが‥美しい物語が広がっていますよ!!
エンディングロールはプロの業者さんしか作れない映像であり、音楽1曲分に収録されることが多いので「思い立ったら見ようと思える長さ」であることもオススメポイントです。
③お花のオススメポイント
新婦の持つブーケや両親に贈る花束を、「押し花」「プリザーブドフラワー」「ドライフラワー」にして、半永久的に残すことができます。
お部屋のインテリアとしても可愛い‥!
アルバムや映像と違って、お花を形として残される方が多くはないからこそ、人と違った「形に残る思い出の品」です。
‥新郎から新婦に「サプライズ花束」を贈られる場合は、是非とも残していただきたいですね。
事前に注文をしていなくとも、当日に注文できる会場もあります。
当日ブーケを実際に見て、「可愛い!」と思ったら、スタッフに聞いてみるのも良いですね!
安ければ良いって訳じゃない‥!
「安ければ良いって訳じゃない‥!」というタイトルを付けた通り、安く済んだ=良かった。に繋がるとは限りません。
形に残るモノから「何か」に力を入れることをオススメしますと言いましたが‥
「頼まない」を選んだ場合のデメリットも考えておきましょう。
例を挙げていきます!
例①あとから安いアルバムを作ればいい‥
「撮影のみでアルバムは無し」というプランを選んだ新郎新婦がいました。写真の”データだけ”もらうプランですね!新郎新婦はこう考えていました。「街の写真屋さんでアルバムを作った方が安いから」
「街の写真屋さんのアルバム」にも種類があります。その中の「安いアルバム」を発見して「今は予算がギリギリだから、あとから安いアルバムを作ろう」と考えていたワケです。
でも実は‥「安いアルバム」というのは「経年劣化」が早い可能性があります。
(あとから「街の写真屋さんで、良いアルバムを作ろう」なら何も問題はありません!)
もちろん収録枚数やデザインも異なります。せっかくアルバムを作っても、台紙がボロボロになっちゃったり、写真が褪せてしまっては‥悲しいですよね。
例②ゲストに撮ってもらえばいい‥
最近では、カメラマンじゃない方でも「プロ顔負けのカメラ」を持っている方が多いです!
「写真」だけでなく「ビデオカメラ」でも同じことが言えるのですが‥
プロに頼むと高いから「ゲストに撮ってもらおう!」と考える新郎新婦がいます。
すごく共感できる発想ですが‥
「誓いのキス」のたった数秒の間に「最高の写真」を撮影する技術。いつ起こるかわからない「絶好のチャンス」を逃さない技術があるのでしょうか。
これは結婚式という「なまもの」を撮影してきた経験がものを言います。
また、技術だけでなく‥そもそも撮影が難しい場面もあります。
- メイクルームに列席者は入れない
- チャペル内の撮影禁止(※式場によって異なる)
そのほか‥こんなデメリットも。
- プログラムや同線を知らないための撮り逃し
- 式場スタッフしか入れない場所からの撮影ができない(アングルが限られる)
- 1枚撮影するのにかかる時間が長い
もし、ゲストに撮影をお願いした場合は、プロと比較してはいけません。
補足情報ですが‥お願いしたゲストにはちゃんと「お礼」をした方がいいですよ!
わたしも一眼レフを持っていて、友だちの結婚式で写真を撮りまくったことがありますが「ご飯が食べられない!」「写真に集中しすぎて全然見れなかった」という経験があります。
わたしの場合は自分が好んでやったことなのでOKなのですが、「頼まれて」だと重役を任されたことへの責任感から一生懸命撮影をしてくれるはず。もし万が一写真が気に入らなくても‥お礼はした方が良いです!
まとめ
- 思い出を形に残すことは、生涯の幸せに繋がる
- お金をかけるポイントを決める
- 頼まない場合のデメリットも考えておく
商品の価値やデメリットは、ご自身ではわからない場合も多いと思います。
プランナーにも相談して、後悔の残らない幸せな結婚式を実現してくださいね!