全身を効果的に鍛えることができるということで注目されているバランスボールですが、部分痩せにも最適なアイテムです。
もちろん、花嫁さんの多くが気にしている二の腕を引き締めるのにも効果あり。バランスボールを上手に使って、綺麗に引き締まった二の腕を手に入れちゃいましょう。
まずはバランスボールを用意しましょう
自宅にもともとバランスボールがあるという人はそれを使えばよいのですが、バランスボールにはいくつかサイズがありますから、もしこれから購入するというのであれば、自分の身長に合ったものを選ぶことをお勧めします。
選び方の目安は、バランスボールに腰を掛けた時、ひざが直角に曲がるくらいのサイズです。一般的な身長の女性であれば直径55cm、小柄な人は45cm、一般男性と同じくらい長身の人であれば65cmのものを選ぶと扱いやすいでしょう。
でも、これはあくまでも目安です。時間があれば、売り場で実物を触らせてもらって、スタッフの人と相談した上で選ぶと、自分に合ったサイズのものを選ぶことができますよ。
バランスボールに乗って腕立て伏せ
腕立て伏せは、二の腕を鍛えるのにとてもよい運動ですが、非力な女性には、正しい曲げ方で回数をこなすのは大変難しいものです。中途半端なやり方で行うと、あまり効果が得られないばかりか、肘を痛めることにもつながりますので、バランスボールの助けを借りて、正しい腕の曲げ伸ばしを意識しながらやってみるとよいでしょう。
まずは、下向きにバランスボールに乗ります。乗せるのは太ももの辺り。両手は肩幅に広げて床につき、上体を支えるようにします。そこからは、よく知られている腕立て伏せの要領で腕を深く曲げ伸ばしするだけです。20回程度を1セットとして、2~3セット挑戦してみましょう。
バランスボールで後ろ手腕立て(その1)
このエクササイズは、壁の近くで行います。
まずは、壁の前にバランスボールを置いて安定させます。そして、その前に、バランスボールを背にして座ります。ひざは体育座りのように曲げ、両手は体の後ろに回してボールの上に乗せます。その体勢でバランスを取りながら、曲げていた肘を伸ばしてお尻を持ち上げ、数秒キープした後、再び元の体勢まで戻します。
普段運動をしていない人は、腕の力だけでお尻を持ち上げるのが難しいでしょうから、足の力も利用してかまいません。10回程度を1セットとして、2セットを目安に続けてみましょう。
バランスボールで後ろ手腕立て(その2)
このエクササイズは、壁を利用しません。
まずは床に座って、両足をバランスボールの上に乗せます。両手はお尻よりも少し後ろに置き、肘は曲げ、手から肘で体を支えるような体勢を取ります。横から見たとき体がV字に見えるような姿勢です。この状態から肘をゆっくり伸ばし、お尻を持ち上げていきます。そして、数秒キープしたら、ゆっくり元の体勢に戻していきます。
このエクササイズも、普段運動をしていない人だと、お尻を持ち上げるのが難しいかも知れません。その場合は、二の腕の筋肉を意識しながら、状態を起こすことだけ考えてやってみましょう。それでも十分効果があります。この運動は、10回程度を1セットと考えてやってみましょう。