大好きな彼氏・彼女がいれば、将来的には一緒になって家庭を持つことを考えますよね。そこで多くの人が気になるのが「結婚するのにお金ってかかるの?貯金がないとまずい?」ということです。結論から言うと、貯金がなくても結婚はできます。実際に貯金なしの状態で家庭を持つ人はたくさんいます。ではなぜ結婚するために貯金が必要というイメージがついてしまっているのでしょうか。そこには様々な理由が潜んでいました。
入籍=式を挙げることと勘違いしている
入籍とはその名の通り1組の男女が1つの世帯を持つことです。そのため今まで他人だった間柄が、戸籍上家族と認定されるのです。手続きとしては婚姻届に必要事項を記載して提出し、受理されれば入籍が認められます。手続きにお金は必要ないのですが、多くの人がその先に待ち構えている挙式・妊娠などの事柄に結びつけて考えてしまうため「貯金がないとダメだ」というイメージがついてしまうのです。これは社会経験がほとんどない若者カップルだけではなく、周りがどんどん幸せをつかんでいくことで焦り始める30歳前後でもこのように考える人もいます。
新婚生活だって貯金がなくてもやっていける方法はある
入籍後すぐに新居にうつって生活を共にするということが明確に決まっている場合、新居を構えるのにお金がいるのは事実です。2人で住む部屋を探すことでまずは必ず初期費用というものがかかりますし、引越し費用もかかります。いざ新居にうつると様々な生活用品を揃えていかなければならないこともあり、ある程度まとまったお金は必要となってきます。しかしすべての夫婦が入籍後すぐに新居にうつるというわけではありません。ある程度まとまったお金ができるまではどちらかの実家に居候させてもらうという手段をとる夫婦も少なくはないのです。このような手段をとるのであれば、予め入籍前に両親からの承諾を得ることが必要不可欠です。お互いが一人暮らしの場合は、どちらか一方の家に住むことだって可能です。新婚生活が始まってから2人で貯金をしていくことだって可能になりますね。
結婚後の二人の生活について入念にシュミレーションし、計画立てれば大丈夫
結婚という大きな出来事に様々なものを結びつけて考える人が多い傾向にあります。例えば新婚旅行や挙式、子どもを授かることなどがあげられますが、これらのことは急いで行う必要はないのです。実際に入籍して数年後に挙式をあげ、そのまま新婚旅行に行くという人もいますし、若い内に入籍した夫婦であれば、一生懸命貯金をし、お互いが30歳をこえて仕事に慣れてきたころに子どもを授かることを考えようという人もいます。このように入籍後に待ち構えている様々な出来事に対して「いつ頃を目標にするのか」という人生設計をきちんと行うことが必要です。それをせずに突然新婚旅行に行ったり、突然子どもを授かったりしても後々困るのは自分たちなのです。
1つの家庭を持つということは簡単なことばかりではありません。そこには必ずお金がつきまといますし、様々なトラブルにも直面するでしょう。そういったことを想定して、まずは人生設計を立ててみることをおすすめします。何歳で式をあげ、何歳で子どもを持つなどを考えると、心にもお金にもゆとりができます。お金がいるのは入籍後に何かを行う場合です。そのため大好きな人と一緒になること自体には愛さえあれば可能なのです。