節税対策(せつぜいたいさく)と聞くと難しく感じる方も多いかもしれませんが、誰でもカンタンにできる節税制度(せつぜいせいど)があるのはご存知ですか?
もちろん「合法的」にです。
この制度を活用しているか、していないか、によって手元に残るお金に差がでてきます。
人によっては10%以上(!?)の利回り効果も期待できます。
その制度の活用とは……「控除(こうじょ)」です。
控除(こうじょ)を活用するためのマネーレッスン
会社員の方は、年末に受取る「源泉徴収票(げんせんちょうしゅうひょう)」を見てみましょう。なければ、毎月受取る「給与明細」でもOKです。
記載されている「一番大きな金額」を受取れると思いきや、いろいろなものが引かれて残ったお金が自分の口座に振り込まれます。
この「引かれるもの」がなければ嬉しいのですが、そういうわけにはいきません。
でも、この引かれたお金の一部を戻せるしくみがあるのです。
それが「控除(こうじょ)」の活用です。
みなさんに質問ですが、毎年、年末になると勤務先に「提出しているモノ」はありますか?
提出したことが「ある!という方」も「ない……という方」も「いったい何の話?と思う方」も必見です!
控除(こうじょ)のいろいろ
控除にもいろいろありますが、ここでは
「税額控除(ぜいがく・こうじょ)」と「所得控除(しょとく・こうじょ)」に特化してみましょう。
税額控除(ぜいがく・こうじょ)
この中に一度でも聞いた事がある言葉はありますか?
税額控除の中でもっともポピュラーなのが、「住宅ローン控除(じゅうたくろーん・こうじょ)」です。
自宅を購入した人は知っているかもしれませんね。これは住宅を購入した人やリフォームをした人の特権とも言える制度です。
「税額控除」は、税額から直接差引くことができるお金なのでメリットがとても大きいです。
所得控除(しょとく・こうじょ)
「所得控除(しょとく・こうじょ)」は総収入から差し引いてもらえるお金のことです。
税額控除と比べるとメリットはやや小さめにはなりますが、課税される所得が少なくなります。
ポピュラーなのは
・生命保険料控除(せいめいほけんりょう・こうじょ)
・介護医療保険料控除(かいごいりょうほけんりょう・こうじょ)
・個人年金保険料控除(こじんねんきんほけんりょう・こうじょ)
・地震保険料控除(じしんほけんりょう・こうょ)
・小規模企業共済等掛金控除(しょうきぼきぎょうきょうさいかけきん・こうじょ)
・寄付金控除(きふきん・こうじょ)
などがあります。
みなさんよくご存じの「ふるさと納税」は「寄付金控除」を活用していることになります。
今日のまとめ ~かしこい資産形成~
これらの控除の中には、その節税効果を見てみると、税率の高い人によっては、金融商品として考えるなら利回り10%前後にも相当する効果となるものもあります。
貯蓄環境に急激な好転が期待できない中でも、堅実にプラスになるところから一歩ずつ実行してみるのもよいでしょう。
自分が使える制度を確認して、メリットを見過ごさないようチェックしてみましょう。
※注意
冒頭に「誰でも」とありますが、税金を支払っていない人は戻ってくるお金はありません。また、控除には一定の要件を満たす必要がありますのでご注意ください。さまざまな制度を活用した「かしこい資産形成」ついて詳しく聞きたい方はファイナンシャルプランナーに相談してみましょう。
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