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リングピローを準備する前に知りたい!種類とおすすめ準備法【5選】

投稿日:2017年3月16日 更新日:

リングピローとは?

リングピローってどんなものなの?

リングピローとは、結婚式の際に、指輪の交換まで指輪を置いておくためのリング用クッションです。 リボンやレースで可愛く作られたリングピローは、指輪交換をオシャレに、ロマンティックに演出してくれます。その様な背景から、近年では人気ウェディングアイテムの1つとなっています。

色や形にルールはありません

リングピローには具体的な規定や色・形・大きさのルールはありません。近年では、SNSなどで様々なスタイルのリングピローを見かけます。ふたりの挙式スタイルやテーマに応じて作ることができます。

リングピローの種類

リングピローにルールはありませんが、どのようなタイプかがあるのかは大きく種類ごとに分類することができます。種類ごとの特徴をご紹介します。

クッションタイプ

リングピローのスタンダードとも言えるタイプ。小さなクッションの上にリングが2本並んで置けるようになっています。リングが滑らないようにリボンやビーズで固定できるようになっています。花の装飾を付けたり、レースや刺繍でデコレーションをすることができます。

ボックスタイプ

近年人気なボックスタイプ。指輪入れ用サイズの小さな箱の中に、ドライフラワーやリボン、テキスタイルを入れて装飾を施し、リングを入れます。ジュエリーボックスとして使えることも人気を高めている理由に一つです。

升を使ったボックスタイプのリングピロー

升をボックスに代用、中は和柄の刺繍や和花で飾ると、和婚にピッタリのリングピローが出来上がります。和婚だけれど、リングピローを使いたいカップルから人気があります。

その他リングピロー

そのほかでは、ペアのテディベアにリングを持たせたり、レゴブロックでリングピローを作ったり、小さなガラス細工で作られたガラスの靴にリングをのせたりなど、アイディアが光るリングピローがあります。 スタンダードなタイプも、オリジナルタイプもどちらでもOKなので、ふたりで話し合って決めてくださいね。

可愛いリングピローの由来や使い方は?

リングピローの由来

このようにスタイルに応じて工夫できるリングピローですが、その由来はご存知でしょうか?実はリングピローの歴史は、古代エジプト時代にさかのぼります。古代エジプトの結婚式では、装飾された枕状のものに宝石を乗せていました。そして、王族等に貴重な宝物を献上するときにも、クッションの上に置いて渡す習慣がありました。ヨーロッパで結婚式が行われるようになり、指輪をピローに置いて運ぶようになったのが由来です。リングピローにリボンが使われるのは、ヨーロッパでリボンは「約束」を意味するからです。 現在では2人の大切な指輪をリングピローに置くことで、「ふたりの永遠の愛を約束する」ウェディングアイテムとして知られています。

リングピローのセレモニーでの正式な使い方

リングピローは基本的にリングベアラーが運びます。欧米スタイルの結婚式では、花嫁の入場時にリングベアラー(リングピローを持った小さな男の子)が、花嫁と一緒にバージンロードを行進します。 リングベアラーは、日本ではリングボーイとも呼ばれ、親戚の小さい子どもにお願いすることがあります。もし、親戚に小さいお子さんがいなくてもご安心ください。リングベアラーを依頼しない場合は、指輪交換の際に牧師さんがリングピローを差し出してくれます。

リングピローはどうやって準備するの?

そんなセレモニーに大活躍のリングピローを準備する方法をご紹介します。

リングピローを購入する

購入する場合の相場は3,000~8,000円ほど。思い出の品としてふたりだけのリングピローが欲しい方、挙式後ジュエリーボックスにしたい方は購入がおススメ。 専門に取り扱っている業者もあるので、幅広い種類からお気に入りのリングピローを選ぶことができます。

リングピローをレンタルする

ウェディング業者によっては、リングピローはレンタルできるサービス用意されています。レンタルであれば、予約するだけ。手軽に準備することができます。

リングピローを自分で作る

指輪交換は大切なセレモニー。そのため手作りをする方も多いようです。また手作りでは、使う素材にもよりますが1,000~3,000円くらいで作ることができるので、購入するよりも節約できます。 花嫁さんの中には、100均や手芸アイテムを駆使して1,000円以内で作る方もいるようですよ♪

手作りキットを購入して作る

リングピローを販売している業者の中では、手作りキットも販売している業者もあります。「一から作るのは難しいけれど、キットがあればできそう!」という方におススメ。販売価格はキット内容にもよりますが、1,500~3,000円くらいです。

ジュエリーショップのリングピロー

結婚指輪を販売しているジュエリーショップでは、結婚指輪の購入特典として、リングピローをプレゼントしているお店があります。購入の際のリングピローを式で使うカップルも多いようです。

挙式後のリングピローはどうするの?

リングピローは挙式後、結婚前のペアリング置きにしたり、インテリアとして玄関やリビング、寝室に飾ったりします。 また「挙式でたくさんの祝福を浴びたリングピローを、将来生まれてくる赤ちゃんのファーストピローにすると、赤ちゃんが健康に育つ」という言い伝えがあります。言い伝えどおり、将来の赤ちゃんのため置いておくのも良いかもしれませんね。枕にしては小さすぎるかもしれませんが、赤ちゃんがおもちゃとして遊んでくれるかもしれません。その場合は赤ちゃんがケガをしないように、クッションタイプでビーズなどの装飾を外せるようにしておくと良いでしょう。

リングピローを活用して可愛い演出を

指輪交換をさらに素敵に演出してくれるリングピロー。縁起の良い言い伝えや、由来があること、手作りであれば予算を抑えて作れることから、取り入れたいと思う方も多いのではないでしょうか?リングピローによって運ばれてきたリングで指輪交換をすれば、ふたりの絆がより一層深くなるかもしれませんね。結婚式の一大イベントである指輪交換を、さらにロマンティックに演出するためにも、ぜひ一度取り入れてみてくださいね。

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