結納をすることになったら、具体的にいろいろな準備が必要です。
準備期間や当日の流れや進め方について見ていきましょう。
結納当日までに準備すること
結納では、結納品や結納金、結納返しの準備が必要です。
結納品については結納専門店で購入できます。
どんなものを用意するのか、品目数はどれくらいなのかについては地域によって違いますので確認しましょう。
結納品を納める時には、目録を一緒に付けます。
受け取った側はその目録を確認して受書という受け取ったというしるしの書面を返しますので、目録や受書の準備も必要ですね。
目録や受書は、結納の品物セットを購入するとその中に付けいていることが一般的です。
結納金がある場合は、新札で準備をします。
100万円以上の場合は銀行の帯が付けいていますが、これは外さなくても大丈夫です。
このほか、結納を略式で行う場合は結納を行う場所の手配も必要です。
新婦側の自宅で行うか、ホテルや料亭などで行うのが一般的です。
当日の流れはどんな感じ?
当日の流れを簡単にまとめると以下の通りです。
- 結納場所に結納品などを飾る
- 男性側から順に入室する
- 男性の父親が挨拶して結納の儀式が始まる
- 男性側から女性に結納品を納める。受け取った側は受書を贈り主に渡す
- 女性側から男性に結納品(結納返し)を納める。受け取った側は受書を贈り主に渡す
- 結婚記念品のお披露目や写真撮影など
- 男性の父親が挨拶をして結納が終わりとなる
- 食事会
正式な結納の場合も行程は同じですが、仲人が間に入り、両家を行き来することになります。
略式の場合は料亭や新婦の自宅などに両家が集まります。
結納の流れについて注意すること
結納は形式が決まっているので、それに則って進めていけばさほど難しいものではありません。
正式な儀礼であることを念頭に置くことが無事に結納を終えるポイントです。
準備で不安に感じやすいのが服装ですが、服装は両家の格を合わせることが大切です。
また、色味などでも迷うことがありますが、女性は華やかに、男性は目立たないシックな装いを心がけると選びやすいのではないでしょうか。
当日は会場を借りるならばその費用がかかりますし、新婦の家で執り行う場合でも料理は仕出しにするなどの準備が必要になります。
費用負担の割合についてはその地域の慣習などもありますので、両親に確認を取るのが無難です。
当人同士にとっては初めての結納ですが、両親は一度経験していることが多いもの。
また、地域によって慣習の違いも強いので、迷うことがあれば両親に相談するのがベストです。