釣書(身上書とも呼ばれます)は一般的に、お見合いをする時に相手に渡す基本情報を記載するものですが、恋愛結婚の場合でも釣書を作成する人もいます。
結婚の挨拶の時、釣書は必要なのでしょうか?
また、どんなことを書けばいいのでしょうか?
釣書は必要?不要?
結婚は2人が夫婦になることのほかにも、全く他人同士だった家と家が結びつくものでもあります。
そのため、相手の情報をしっかり知っておきたいと考える人も珍しくありません。
親戚に色々聞かれた時にも、釣書などで情報がわかっていれば答えやすいものです。
恋愛結婚で釣書を交わすというのはあまり聞きませんが、それでもないわけではありません。
地域によっては、釣書を交わすことが当然のところもあります。
釣書が当然と考える家庭であれば、釣書が出てこないと不快に思う人もいるようです。
その一方で、釣書がないことが当然の人にしてみれば、釣書を求められることに不快になったりすることもあり、事情は複雑です。
地域の風習によってかなり変わってきますので、釣書を準備するかどうか、まずは両親に相談してみましょう。
釣書にはどんなことを書けばいい?
釣書には基本的に以下の項目を記載します。
本人について
- 氏名(よみがなも)
- 生年月日、年齢
- 本籍と現住所
- 最終学歴
- 職業、役職
- 趣味や健康状態
家族について
- 氏名(よみがなも)
- 生年月日、年齢
- 職業、役職
- 出身地
お見合いの釣書では、体重や身長、家族の出身校などの情報も細かく記載するのが基本ですが、恋愛結婚の場合は、お見合いの場合に比べて情報数は少なめにしても問題ないようです。
ただ、何を記載するかについては両家で揃えておいたほうが良いでしょう。
毛筆で手書きするとベター
釣書の書き方ですが、パソコン打ちや複数枚をコピーするというのは避けたほうが無難です。
正式な書面は手書きで、と考える人はまだ多いものなので、便箋などの紙でいいので手書きで準備しましょう。
できれば筆ペンなどの毛筆で書くようにし、難しい場合は万年筆などで書くようにすると印象が良くなるでしょう。
結婚挨拶の時には釣書を求められることもあります。
しかし、地域の習慣によって大きく変わってくるので、まずは両家の意向を確認することが大切です。