元ウェディングプランナーのきんぐちゃんです。
女性である証拠、そして女性の体にとってとても大事な「生理」。
そうだと分かっていても大事な日に「生理」がぶつかると気持ちは大きく沈んでしまうものです。
それが「結婚式当日だったとしたら……」と考えるだけでちょっと心配になりますよね。
当日は普段の服と違ってウェディングドレスでトイレに行くのは大変なのは……など考えることも増えます。
そんなあなたのために、結婚式当日、もし「生理」になったとしても安心できる準備方法をお教えします。
目次
「タンポン」を使う練習をしてみましょう
最初に書いておきます。
タンポンは体に合う合わないがありますので、結婚式直前で試してみるのはやめておきましょう。
合わない場合、思いもしない症状を発してしまうことがあるため、余裕を持って結婚式から3か月くらい前の時点で試してみてください。
体験談:タンポンって世界が変わるほど「楽」、そして「安心」♪
「タンポン」と聞くと、慣れている方なら何ともないのですが、これまで使用をしたことない女性からすると「不安」「心配」しかないと思います。
実際私もタンポンを使用するまでは、「不安」「心配」しかありませんでした。
私は仕事が長時間でなかなかお手洗いに行く時間が確保できない……そしてもともと生理不順ということもあり、一度の量も不安定で異常なほどたくさん出てしまうこともありました。
そんな悩みを解決すべく、数年前からタンポンを使用するようになりました。
初めてのタンポンは「緊張」と「恐怖」が邪魔をして失敗
初めてタンポンを使用する際、開封してからなぜか数十分、精神統一をトイレの中で行ったことを覚えています(笑)。
体の中に何かを入れる作業がこんなに緊張する怖いものとは思ってもいませんでした。
私は極度のビビり症ということもあるので、人の数倍恐怖を感じていたんだと思います(笑)。
緊張しすぎてちゃんとした位置に装着できず、痛みを感じる部分で止めてしまったことで、失敗しました。
説明書を読むと、ちゃんと奥までしっかりと装着すれば「無痛」と書いていたため、再チャレンジしたところ、先ほどの痛みはどこへやら何にも感じません。
こうして無事にタンポンデビューとなりました。
「楽」を感じるのはここから!
さて、数時間後、トイレに向かったところ、いつも憂鬱だったのが何にもないことに感動♪
そりゃタンポンしているので外に出てこないのは当たり前なのですが、いやなにおいもなく「タンポンすごーい!」と思わず言ってしまうほど(笑)。
ここで気づいたのは、漏れてしまう心配ともおさらばになるのです!
(※ただし、私の場合、前述したとおり量が多いときは多少間に合わないこともあるので念のため普通のナプキンも使用してました)
遊びに行ったりするときも、今までのような心配がないので、「これは世界が変わる★」と感じました。
そこからの私は、もううタンポンが手放せません。
大事な仕事がら、ウェディングの現場に行くことも多かったですが、何の心配もないのです。
ということで、結婚式当日までに「タンポン」が使えるようになっていると超安心
結婚式当日は、朝から夜まで新郎新婦の2人はバタバタとしているものです。
トイレにも行きたいタイミングで行くことが難しいこともあります。
そのため、自分の力ではコントロールできない「生理」の対策は必須とも言えるでしょう。
ぜひタンポンを使ったことがない方は、一度チャレンジをしてみてくださいね!
どうしても「タンポン」はダメ……という方も安心してください
タンポンは最初にも書いたように、人に合う合わないがあります。
「タンポンの使用が難しい私は薬を飲むしか……」と落ち込むのはまだ早い!!!
ヘアメイクスタッフにちゃんと伝えることが大事
よく考えてください。
新婦様は結婚式当日は「お姫様」なのです。
新婦様の隣には、新婦様をサポートする「ヘアメイクスタッフ」が常に隣にいます。
ヘアメイクスタッフに生理である旨を、早いうちにこっそり伝えておきましょう。
ヘアメイクスタッフは、当日のお2人の動きを一番把握しているスタッフです。
こまめにお手洗いの時間が取れるように配分をしてくれたり、トイレに行きやすいように誘導してくれたりします。
一人で抱え込まずに周りのスタッフに甘えましょう。
ウェディングドレスは、普段着のようにはいきませんが、トイレに行くことは可能なように作られています。
どうすればいいかも、ヘアメイクスタッフがちゃんと教えてくれるので安心してくださいね!
「生理」になると付き物が「生理痛」
そうです。もう一つ考えておかなくちゃいけないのが「生理痛対策」です。
ここは人それぞれではありますが、痛みがひどい方にとっては本当につらいもの。私もそのうちの一人なのでよくわかります。
まずは鎮痛薬(痛み止め)の服用です
日常であれば、多少の痛みであれば飲みたくないという方も多いと思います。
でもこの日は、痛みを我慢していては、表情も曇ってしまい、せっかくのお写真がもったいないことになってしまいかねません。
結婚式の日だけは、痛みを我慢するのではなく、痛みを「抑える」ように心がけましょう。
鎮痛薬をヘアメイクスタッフに預けておきましょう
朝早めに服用をした場合、披露宴中に痛み止めの効き目が切れてしまうこともあります。
念のため、側にいるヘアメイクスタッフに預けておき、服用したいタイミングで飲めるようにしておきましょう。
また痛みが酷いときは、我慢せず、すぐにヘアメイクスタッフに伝えて少し休むようにしましょう。
長時間の緊張状態と、着慣れないドレスが重なって痛みがよりひどく感じることもあるので、少し休むと落ち着くこともあります。
鎮痛薬以外の対策
人によって様々ですが、温めることによって落ち着くことがあるので、ホッカイロなどを腰に貼っておくことや、披露宴中の飲み物は温かいドリンクを提供してもらうなどの対策もしておくといいでしょう。
忘れてはいけないのは、パートナーである新郎には伝えておくようにしましょう。
伝えておくことで、お互いに気を配り合いながら結婚式を進めていけるので、新婦様の気持ちも和らぐので自然と痛みが落ち着くこともあります。
ピルを飲む・飲まないに関わらず婦人科には行っておきましょう
生理痛がひどい方や出血量が多い方は婦人科で受診し医師と対策方法を練っておくとより安心です。
結婚式前は何かとストレスがたまりやすく、いつもは順調に生理が来ている方も遅れてしまうなど周期の乱れが起きやすい状態になりやすいのです。
万全に準備をして結婚式当日は笑顔で迎えられるようにしておきましょうね。