5月5日のこどもの日を結婚式の日取りとして検討されたことはありますか。特にお子さん連れでご結婚される方の場合、お子様と一緒に楽しめるこどもの日の結婚式を考えることも多いようです。こちらではこどもの日に結婚式をする場合のメリットとデメリット、そしてこどもの日の結婚式で祝福されるためのコツをまとめました。
目次
結婚式に向いている日にちとは?
まず結婚式を挙げるのに向いている日にちとはいつでしょうか。結婚式は家族・友人・上司・同僚などさまざまな人を招待します。そのため、できるだけ多くの人が参加できる日程を考える必要がありますが、一般的には下記の日にちが好まれます。
六曜における大安
暦注の一つである六曜は、昔から結婚式の日取りを決める際に重要視されています。暦注は暦に記載されている吉凶や運勢のことで、カレンダーに先勝・友引・先負・仏滅・大安・赤口などと記載されていることがあります。まずはかんたんにそれぞれの意味をご紹介します。
先勝・・・午前中は吉・午後は凶
友引・・・朝晩は吉・正午は凶
先負・・・午前中は凶・午後は吉
仏滅・・・全て凶
大安・・・全て吉
赤口・・・正午のみ吉・ほかは凶
こうしてみるとどうして大安の日が結婚式に選ばれるのかが分かりますね。やはり大安は縁起がいいため1番人気の日取りですが、予約を取るのが難しい場合もあります。友引・先負も結婚式の日取りとしては大安と同じくらい人気があり、反対に先勝・赤口・仏滅は避けられる傾向にあります。
語呂合わせで縁起が良さそうな日にち
数字の語呂合わせで縁起がよさそうな日にちを選ぶ方も多くなっています。代表的な日にちには下記のものがありますが、これ以外にも末広がりの8が続く8月8日など、ゾロ目の日にちも人気です。
2月2日 夫婦
3月9日 サンキュー
4月22日 よい夫婦
5月22日 ご夫婦
11月22日 いい夫婦
11月22日の良い夫婦は芸能人も入籍を行うことがあったのでかなりポピュラーですね。
こどもの日に結婚式をするメリット
それでは5月5日のこどもの日に結婚式を行うメリットをご紹介します。
ゾロ目で覚えやすい
先にも少し触れましたが、2月2日・5月5日などゾロ目になっている日にちは人気があります。人気の理由はゾロ目で覚えやすいためです。5月5日のこどもの日であれば何十年後も夫婦・ゲストともに日にちを忘れてしまう事はないでしょう。どちらにとっても良い思い出になるような結婚式にしていきたいですね。
仕事を休まずに済む
5月5日はこどもの日は前後の日にちも合わせてゴールデンウィークの大型連休中にあたります。そのため、仕事を休むことなく結婚式を行えます。どうしても仕事を優先してしまうパートナーがいる方は、ゴールデンウィーク中に結婚式を挙げる方が式に集中してもらえるかもしれません。
子どもと一緒に楽しめるような演出ができる
再婚時に結婚式をするご夫婦などの場合には、お子さんと一緒に結婚式を挙げるのも思い出になります。5月5日はこどもの日と言うことで結婚式にお子さんたちからのスピーチや余興などを行なってもらうのもおすすめです。
お子さんが複数いらっしゃる場合、ゲストの中にお子さんを連れてこられる方がいる場合などは、結婚式のプログラムの中にお子さんからのスピーチを入れたり、または歌やダンスなどの余興を行なってもらうと会場が和やかになり、結婚式がさらに印象深いものになります。
また、海外の結婚式では花嫁がバージンロードを歩く前に花を撒くフラワーガール、花嫁のベールを持って歩くベールガール、指輪の交換時に指輪を持ってくるリングガール・リングボーイなど小さな子供が活躍するシーンが多くあります。教会式やチャペルでのウェディングを考えている場合には、こういった役割をお子さんに担当してもらうのもいいですね。
通常より費用が安い
実はゴールデンウィーク中は結婚式を挙げるカップルが比較的少ないため、結婚式場を予約する際にさまざまな割引を受けられることがあります。結婚式にかかる費用を抑えたい方はこどもの日を結婚式の日取りとして検討するのはオススメです。挙式の費用が大幅に割引をされる・インポートのウェディングドレスが無料でつくなどの特典を受けられることがありますので、結婚式場を見学する際にはぜひゴールデンウイーク特典を確認してみてください。
子どもの日に結婚式をするデメリット
それでは反対にこどもの日に結婚式をするデメリットをみていきましょう。
連休中で参加者が少なくなる可能性あり
子どもの日の結婚式はゲストの数が少なくなる可能性があります。ゴールデンウイーク中は実家への帰省や旅行などの計画があり、参加を断られる場合が増えるためです。ただし、親族だけの結婚式であれば帰省を兼ねて参加をしてもらえるため、親族のみの小さな結婚式を考えているカップルやお子さん連れのカップルにはおすすめです。こどもの日に結婚式を行うことを考えている方は、日取りを決める前にゲストのスケジュールを確認しておくと、のちのプランニングがスムーズにいきます。
交通量が増えるので式場までの移動に時間がかかる
結婚式の日には新郎新婦・ゲストともに電車・車で式場まで移動しなくてはなりません。こどもの日を含むゴールデンウィーク中は人が多くなり、タクシーが捕まえにくくなる・渋滞に巻き込まれるなどの可能性が高くなります。ゲストの方たちが式に遅れてしまう可能性もありますので、こどもの日の結婚式は駅から近い会場を選ぶのがオススメです。また万が一、事故やアクシデントでゲストの方たちが多少遅刻してしまっても大きな影響がないよう、結婚式の進行は余裕を持った時間配分にしておくのもいいアイデアです。
こどもの日の結婚式を成功させるコツは?
それでは、メリット・デメリットを踏まえた上で、こどもの日の結婚式を成功させるためのポイントをご紹介します。
親族・親しい友人などが集まる小規模の式に
こどもの日はゴールデンウィーク中なので、友人や会社関係の場合には帰省や旅行で欠席となる場合も多くなります。親族や親しい友人ばかりの小さな結婚式であれば、規制も兼ねられるので結婚式を行いやすくなります。また小規模なものであれば結婚式最中のアクシデント等も少なくなるのでリラックスして式に望めます。
こどもに参加してもらう
親族が多く集まる結婚式の場合には、お孫さんなど親戚のお子さんに会えるのを楽しみにしている方も多くなります。お子さんがいらっしゃるカップルはぜひお子さんにも式に参加してもらいましょう。この結婚式を機にさらに家族としての絆が強まることも期待できます。
来てくれるゲストが喜んでくれるような心配りを
家族・親族・親しい友人以外のゲストが多く参加する場合には、結婚式に来ていただいた事への感謝をきちんと表現しましょう。ゴールデンウィーク中の結婚式はゲストに対する配慮がないとして嫌われる場合がありますので、この点に少し注意をしてください。招待状を送る際にも「ゴールデンウィーク中になってしまい心苦しいのですが」など一言添えるのもオススメです。
まとめ
5月5日のこどもの日はゴールデンウィーク中です。家族や親族だけの結婚式の場合には帰省も兼ねられますが、仕事関係の方などもお招きする場合には、ゴールデンウィーク中であることを理由に欠席される場合のことも考えておきましょう。また、来てくれたゲストの方に良い結婚式だったと思ってもらえるよう、ゲストへの心配りを忘れないようにしたいものですね。