“モテるLINEメール評論家”“愛され結婚コンサルタント”として、今までに1万2000人以上の恋愛や結婚に悩む男女を救ってきた白鳥マキさん。『Change Me 結婚相談所』では代表を務め、白鳥さん自身が学んできた心理学を応用し、幸せな結婚をするためのナビゲートをされていらっしゃいます。
2016年12月には、著書『モテるメール術』が発売されました。テレビやラジオ、雑誌などにも取り上げられており、今多くの男女が注目している著名人ではないでしょうか。そこで今回、白鳥さんから“素敵だと思う異性と結ばれるためのメール活用テクニック”についてお伺いしました。恋愛や結婚に悩むみなさん必見です!
目次
白鳥マキさん著書「モテるメール術」の執筆に至った経緯とは?
結婚相談所を運営しているのですが、結婚相手を探している男女をどのようにマッチングさせれば良いか考えていたところ、あることに気づきました。それは、恋愛にうまく発展しない人は共通して“メールが下手”だということです。実際、現場で働いている人間も同様の意見を持っていました。
そのことがきっかけで、メールやLINEの文章などを指導するようになったのです。この経験をもっと多くの人に知ってもらいたいと思い、『モテるメール術』の執筆に至りました。恋愛がうまくいかない人の約9割は“メールが下手”であることが原因で、相手に選ばれないのだと考えています。
また、人は、1回会っても顔や性格をすぐに忘れてしまいますよね? ところが、メールやLINEの文章は残ります。そのため、直接異性と会ったときに相手が「恋愛対象外」と思っていたとしても、メールに感情を織り込むことで「恋愛対象内」に変わる可能性があるのです。
メールでの返信方法を変えるだけで、あなたも今すぐモテ人生を手に入れることができますよ!
メール術は恋愛だけでなく「仕事」にも繋がる
ちなみに、私が紹介しているメール術は、恋愛だけでなく“仕事”でも役立ちます。メールが上手だと、同僚やお客様、取引先の方にも良い印象を与えることができ、仕事を円滑に進めることができます。
メールを見直すことには、時間やお金はかかりません。1番手軽に直しやすく、また人間関係を良くするにはとても効果のある手段だと思います。恋愛に限らずですが、異性を“顔”で判断する時代は終わったのではないでしょうか。
メール術を身につけても直接会ったら話せなくなるのではないか……?
うーん……。一概にそうとは言えません。なぜなら、メールをしていくうちに“相手の気持ち”や“女の子にこんなことを言うと喜ぶ”ことが理解できるからです。メールが上手で、リアルが全然ダメだという人はほとんどいません。メールの文章の作成がうまくなれば、リアルの会話術も上達します。
気になる異性と直接会うと緊張するかもしれませんが、メールを続けていくうちに少しずつ改善できると思います。また、メールだと直接ダメージを受ける心配がありません。デートの誘いを断るのも断られるのも、面と向かって言葉にしたり、電話で伝えるよりも相手を傷つけないし、自分も傷つきにくい。実は女性よりも男性の方がメンタルは弱いため、特に男性にはメール術の習得をおすすめします。
メール術の具体的なポイント:文章内に感情を上手に織り込む
気になる異性へのメール返信の際は、絵文字や顔文字、スタンプやマークを足して自分の感情を上手に織り込むのがポイントです。
文章が下手な人がやりがちな失敗として、メールを送るときに、話し言葉をそのまま書いてしまい、相手を怒らせてしまうということがあります。実際に対面で話すときには、声のトーンや表情、状況などが補完してくれるので問題ないのですが、メールでは「文章のみ」のコミュニケーションのため、相手への情報が足りず、思わぬ誤解を生みがちです。
例えば「わかりました」という言葉。
しぶしぶ受託しているのか、もしくは心から同意しているのか、受手によって認識が異なります。「わかりました⤴」と上向きの矢印を入れると上機嫌で受け止めたという気持ちを込めることができ、「わかりました⤵」と下向きの矢印を入れると本当は納得できていないけど、仕方なく了承したというニュアンスを加えることができます。
マーク1つで受ける情報量がだいぶ変わり、思わぬ誤解を生むことを防ぐことができるのです。
メールがうまいと出世する可能性が高い⁉︎
実は、メールの文章がうまい人は仕事で出世する可能性が高く、将来伸びる人が多いです。
なぜならば現代は、同僚やお客様、取引先など、仕事相手とのコミュニケーションにおいて、対面や電話よりもメールが主流になってきているからです。対面や電話でのコミュニケーションでは、言葉では補えない部分を、表情や声のトーンで補うことができますが、メールでは文字の情報しかありません。ですので、メールの文章力をつけることは、恋愛面だけでなく仕事面でもとても大切なのです。
しかし、恋愛の世界ではNGでもビジネスの世界ではOKとされるメールの文章もあります。例えば最初から最後まで敬語を使用した丁寧な文章や、分かりやすく結果から伝える文章などです。恋愛においては、心の距離を縮めるために、敬語を少しずつ崩していく必要があったり、結果から伝えることで相手に不快な思いをさせてしまうことがあります。そのため、仕事ができるビジネスマンが恋愛のメールがうまいとは限りません。恋愛・仕事それぞれにおいてメールの文章を勉強することが大切です。
後編では実践的な「恋愛テクニック」や白鳥マキさん自身のエピソードをご紹介します!
いかがでしたでしょうか。今まで数々の恋愛や結婚に悩む男女を幸せに導いてきた白鳥さんの言葉は、ひとつひとつに説得力がありますよね。今すぐに活用できるメール術も盛り込まれていました。インタビュー後編では、実践的なメールを使った恋愛テクニックやアドバイス、白鳥さん自身のエピソードについてご紹介します。ご期待ください!
【書籍紹介】
お金、見た目、学歴……いっさい関係なし! 文章を変えるだけで、モテる人生に変わる。結婚コンサルタントとして1万2000人のやりとり・実績から編み出したメール術。メールの優位性が高まった今だからこそ使える技術で、恋愛に縁のない人から夫婦関係が冷めた人まで、恋愛関係が抜群によくなる!