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財布の紐はどっちが握る?結婚後の家計管理方法4つのパターンと決め方

投稿日:2017年6月27日 更新日:

結婚後の家計管理方法。どっちが管理する?1

独身のあいだは家計管理を別々にしていても、結婚したあとは一緒に暮らすことで共通の支出が多くなるため、夫婦で合わせて家計管理をすることになります。
しかし家計管理と一言でいっても、そのスタイルは夫婦の数だけさまざまです。

例えば、妻が全ての管理を担当する場合もあれば、夫が生活費だけ共通の口座に振り込むスタイルを取ることもあるでしょう。
または、まったく別々に管理するという人もいるでしょう。

今回は、結婚後の家計管理の方法について調べました。

結婚後の家計の管理方法。どんなパターンがあるの?

結婚後の家計管理のスタイルにはいろいろなパターンがありますが、どんなものがあるか見ていきましょう。

夫婦で口座を共有する

独身の時もそうですが、家賃や光熱費など、生活していると毎月出て行くお金というのがあります。
これらは一元化しておけば、通帳を見るだけで家計管理が簡単にできることもあって、夫婦どちらかの名義で通帳を一つ作るスタイルがあります。

給与の振込先に指定するだけではなく、家賃や住宅ローン、電気代や保険代などの固定費の引き落とし先にもこの口座を指定するというスタイルです。
夫婦で口座を共有するこのスタイルは、家計全体の収支をお互いに把握しておくことで、お互いに家計に関心を持って生活できるというメリットもあります。

ちなみに、家計管理のための通帳とは別に貯蓄用の通帳を作っておき、毎月の収支の中で余ったお金やボーナスは貯蓄用の通帳に入れて管理をしている人も少なくありません。

口座は共有、財布は別々

口座は共有で管理しておき、そこからそれぞれ必要な額を引き出して使うという家計管理の方法もあります。
いわば、口座は共有ですが財布は別々というスタイルです。

家賃や光熱費などの生活費は共有している口座から引き落としがされるので、一元的な管理がしやすいうえ、お互いに引き落としてつかうことができる金額をあらかじめ決めておくことができるので、家計管理がしやすいのがメリットと言えます。

おこづかい制

結婚後の家計管理方法。どっちが管理する?2
妻が家計管理を引き受け、そこから夫に一定額を毎月渡すという「おこづかい制」。
逆に、夫が家計管理をして妻におこづかいを渡すスタイルの夫婦もいます。

「毎月2万円のおこづかいでやりくりしている」などとテレビで芸能人がカミングアウトして妻がひんしゅくを買うというように、あまりいいイメージがないおこづかい制ですが、実はメリットも多いのです。

将来のために貯金を重視していて、毎月節約したいという時には、おこづかい制は節約も管理もしやすくなります。
また、パートナーの一方がお金の管理が上手ではなく、持っている分だけ遣ってしまうというような場合にも、おこづかい制はメリットが大きいと言えます。

臨時的に支出があるときには、その都度どうするかを相談して決めることもできるので、妻にとっても管理しやすいと言えるでしょう。

個別管理

夫婦になったあとも家計管理は別々にするという「完全個別管理」のスタイルを採用している夫婦もいます。
共働きでお互いに十分な収入がある場合には、個別管理のスタイルに違和感がないと感じる人も少なくないようです。

個別管理をするなら、毎月の固定費の中でどの項目を誰が払うのかを話し合って決める必要があります。
ちなみに家計負担のバランスも、夫婦ごとによってかなり変わってくるようです。
あとから不満が爆発したりしないよう、最初に決めるときにできるだけ公平に、お互いの意見を尊重して決めるのがポイントかもしれません。

結婚後の家計管理方法。どっちが管理する?3

管理方法はいつ決める?決める時の注意点とは

家計管理をどうやっていくかは、できれば結婚するまえか、新婚期間のあいだに決めておくことをおすすめします。
この時期であれば、家計管理を担当することになった方が実は管理が苦手だった、よく考えたら他の管理方法の方が良いと思ったなど、想定外のことがおきた時でも修正がしやすいからです。

まず、どんなふうにお金の管理をするかの大枠を決めておいて、実際に生活が始まってからわかったことや出てきた問題をその都度話し合うことで、二人にあった家計管理のスタイルを擦り合わせることがしやすい時期と言えます。

しかし、適当に決めてしまうと、あとから管理方法を変えることは難しいものです。
例えば、最初は夫婦で口座を共有していたのに、後になって個別管理にしようと相手から申し出があったとしたら、妻としては少し抵抗を感じてしまうのではないでしょうか。

このほかに注意点としては、最初だからといってお互いに妥協しないことです。
最初だから主張しやすいことも逆にあるものです。
結婚を経験している人の多くが口を揃えて言うのが「最初が肝心」という言葉。
結婚する時から旦那さんには家事を頼んでおかないと、全然家事をしない人になっちゃうよ、なんてアドバイスを受けた人も少なくないかもしれません。
これは家計管理も同じことが言えるようです。

夫側も、家計は妻に任せるのが当然と考えるのではなく、自分にとってストレスがたまらない方法は何かをまず考えてみる良いかもしれません。

結婚後の家計管理方法。どっちが管理する?4

財布の紐は夫と妻、どちらが握ったほうがいいの?

一般的には、家計管理は妻が一手に担うものと考える人が多いものです。
では、財布の紐はやはり妻が握った方が良いのでしょうか?

これは共働きかどうかに関わらず、一概にそうとは言いにくいものです。
確かに男性よりも女性の方が堅実に家計をやりくりできる、男性に任せると大雑把で適当な管理になる、そういう夫婦も少なくないようです。

しかし、やはり中にはお金の管理が苦手な女性がいることも事実です。
特に、夫の給与を「夫婦のもの」「家族のもの」ではなく、「自分のもの」と考える傾向がある女性は要注意です。
この場合は、夫が財布の紐を握った方がうまくいくケースかもしれません。

できれば結婚する前に、パートナーがお金の管理が得意そうか、苦手なのかを見極めておくと、あとからトラブルになりにくいのではないでしょうか。

結婚後の家計管理は、事前しっかりと決めておきたいものです。
どんなふうに管理をするのか、夫婦で共有するのか、個別管理にするのかということから、どの家計管理方法をとるのか早い段階でしっかりと決めておくと、あとからトラブルになりにくいのではないでしょうか。
必ずしも妻の方が家計管理に長けているわけではありません。
家計管理が得意な人、苦手な人、それぞれですので、自分が得意なのか不得意なのかも把握できていると良いですね。

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