仕事とプライベートは別、という考え方も珍しくなくなってきましたが、結婚や出産など、プライベートなことであっても、大なり小なり、仕事に影響を及ぼすイベントがあります。そんな時には、個人的なこととはいえ、社会のルールに則って、伝えるべき順番で伝えるべき人へ報告しましょう。
結婚報告には伝える人にも順番がある
大好きな人との結婚が決まった! となれば、誰もがすぐに仲の良い方達に報告したくなりますよね。その気持ちは、とてもよくわかります。
けれど、社会人である以上、特に組織に属している方の場合は、顔を合わせた順に誰にでも伝えても良い、というわけではなく、報告するのにも順番があります。
仲の良い同期に一番に伝えてしまい、直接話をする前に、風の噂で上長に伝わってしまう、というパターンは、ぜひとも避けたいものです。
ご自身の場合は、どなたから順にお伝えするべきかをぜひ考えてみてください。
職場での結婚報告の順番
1.直属の上司
第一に報告するべきは、「直属の上司」です。
特に、これから結婚式やハネムーンなどを控えている場合は、具体的に日程が決まっていたら、それも合わせてお伝えするといいですね。
また、直属の上司の方の場合、結婚報告を聞いたら、まずリアルに一番気になることは「結婚後も今のまま、仕事を続けられる意思があるかどうか」です。
報告の際には、それも合わせて伝えると丁寧です。
2.上長
続いて、報告するのは、上長への報告です。
組織によっては、直接、ご自身で報告するのではなく、直属の上司の方から上長の方へ間接的に耳に入れておいてもらう方が良い場合もあります。
会社の規模やその会社の慣例によっても変わってくるので、迷った場合は、直属の上司の方に指示を仰いでもよいですね。
3.同僚、先輩、後輩
直属の上司の方、上長の方への報告が済んだら、次は、職場の皆さんへの報告です。これも、会社の規模やその会社の慣例によっても変わってきますが、全員が揃っているような場(会議や朝礼など)で一斉に報告することが多いようです。
また、場合によっては、先輩から順にお一人ずつに報告した方がよい場合もあります。困った時には、すでにご結婚された先輩社員の方などに相談してみるといいでしょう。
結婚報告の注意点
SNS
最近では、SNSで、婚約したことや結婚をしたことを報告するケースもとても多いですね。たくさんの方に同時に伝えることができる、便利なツールではありますが、職場の上司や同僚、親友など、最低限、直接伝えるべき人、伝えたい人にきちんと報告をしてから、SNSには投稿するようにしましょう。
人によって感じ方は様々ですが、親しい関係であればあるほど、大事なことは直接、本人の口から聞きたいと思われることも多いです。
結婚式の開催・招待について
最近は、“結婚式をしない”、というケースも多いので、結婚報告をしたら、それが「結婚式への招待」に直結すると考える方は減ってきていると思いますが、それでも、結婚報告を受けた場合、結婚式がいつあるのか、自分は呼ばれるのかどうか、も気にされるはずです。
特に結婚式をしない場合や、身内のみなど小規模の結婚式を予定していて、結婚式には招待しない場合には、結婚報告の際に、その旨も同時に伝えておくとスムーズです。
報告する順番を間違うと、トラブルに発展することもあります。幸せな報告である「結婚報告」でトラブルにならないためにも、しっかり順番を抑えて報告しましょう!
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