結婚式を盛り上げるアイテムの中でも重要な役割を果たしている「装花」。
そんな装花の意味や役割、選び方などを紹介していきます。
目次
そもそも装花って?
装花とは挙式会場や披露宴会場を飾るお花のことを指します。
花の種類や色によって、会場の雰囲気をガラリと変えることができます。
装花は色の印象が重要
色は特定のイメージや意味があって、人がその色を見たときに無意識にそのイメージを持ってもらうことができます。
装花は結婚式において、一番重要な装飾になります。
装花の色で、結婚式の雰囲気やテーマを表現することができます。
赤
一番注目される色で、印象に残りやすい色です。
日本ではおめでたい時に使われる色。気分を盛り上げます。
オレンジ
明るさと親しみやすさを与える色で、エネルギーを与えてくれる色です。
楽しさや食欲をそそる色としても知られています。
黄
人が一番明るいと感じる色で、喜びや希望を象徴します。
前向きな気持ちになれ、カジュアルな印象を与えることができます。
緑
自然が連想され、調和とバランスの色です。
癒やしを与えてくれ、緊張や疲労を和らげる効果あると言われています。
緑の中でも黄緑はフレッシュ感があり、深緑はシックなイメージを与えることができます。
青
海や空の印象が強い色ですが、落ち着きを取り戻す色で、誠実で清楚な印象を与えることが出来ます。
聖母マリアを表す神聖な色とも言われています。
紫
美しく、高貴な色と言われていて高級な印象です。
品格のあるイメージで、明るめの紫は華やかさをプラスすることができます。
白
純粋、清潔、美しさを表します。
最も軽く感じる色で、どんな色とも調和でき、白の使われる量で明るさ、強さ、優しさを調整できます。
結婚式のイメージカラーの決め方は?
ドレスの色
ウエディングドレスやお色直しのドレスの色で結婚式のイメージカラーを決めます。
ドレスの色に合わせて同系色の装花にしたり、ドレスを引き立たせる色を取り入れた装花にしたり、どちらを選んでも素敵だと思います。
会場の雰囲気
会場の持つ雰囲気でカラーを決めるのもオススメです。
緑が溢れるレストランウエディングなら優しくて淡いイメージの色を。
ゲストハウスのような会場なら緑と白をベースにした海外風。
ホテルウエディングで格式高く、スタイリッシュにしたいときは紫でシックな印象も素敵だと思います。
また、会場の床の色や壁紙の色で全体のバランスを考えて色を決めるのもいいと思います。
会場によって相性の良い色が異なるので、自分がどんな式を挙げたいか、どんなカラーにしたいのかを会場の見学の時にイメージできるとよいでしょう。
イメージしている理想
もともとどんな結婚式を挙げたいのか、明確になっている場合はそのイメージにあったカラーを選ぶのもおすすめです。
アットホームな雰囲気がいいなら、暖色系のピンクやオレンジ。
情熱的な雰囲気がいいなら、赤など、結婚式で表現したいイメージの色を選びましょう。
また、おふたりらしい結婚式にしたい場合は、趣味から連想させる色もおすすめです。
例えば、海が好きなら青、山や自然が好きなら緑など、趣味を表現した色を選ぶのも楽しいですね。
季節によって
結婚式を挙げる季節で色を決めるという選び方もあります。
例えば春ならパステルカラーで春のあたたかさを表現したり、桜色を取り入れてみたり。
夏ならビビットな黄色で太陽のイメージや、海や空のイメージで青を。
秋は実りある季節をイメージしてオレンジ。
冬は深い赤や緑でクリスマスを意識してみるのも素敵だと思います。
筆者は夏に式を挙げましたが、夏の暑い日だったので参列者の皆さんに涼しい印象を与えたくて全体的に青や水色、白などを取り入れたカラーを選びました。
装花の費用を抑えるポイント
結婚式はあれも!これも!と盛り込むとあっという間に予算オーバーしてしまうということはよくあることです。
装花もこだわればこだわるほど費用がかさみます。
かといってあからさまにケチったと分るのは避けたいですね。
そこで節約できるポイントを紹介したいと思います。
年中手に入る花を選ぼう
花は年中手に入る花かもしくは季節にあった花を選ぶようにしましょう。
季節ではない花をリクエストするとそれを手に入れる為に費用が掛かります。
手に入ったとしても状態が良くないという場合もあります。
花が沢山あると豪華で華やかな印象になります。花の種類にこだわらないという人は安価で手に入りやすい花を沢山選ぶといいでしょう。
ボリュームを出す
節約したいけどボリュームは大切と考える人はグリーン主体で装花をイメージすると費用を節約できます。
また、フルーツや木の実を使ったりするのもお洒落です。
好みの花が高価な場合も、花をワンポイントで使用してグリーンを多めに使ってボリュームをだし、華やかさを演出しましょう。
フローリストにお任せする
節約するのに一番オススメなのがフローリストにお任せすることです。
特に花にこだわりがない場合は色味と予算を伝えれば、プロのスタッフなので予算内で最大限に素敵な演出をしてくれるはずです。
この注意点は、前もって自分たちとフローリストのイメージを共有しておくことです。
これをしっかりしておかないと思っていたのと違った!ということが起こってしまいます。気を付けましょう。