結婚式のスピーチを初めて頼まれたあなた。初めての経験できっとドキドキしていることでしょう。
晴れの舞台に新郎新婦の人となりを伝える大切な見せ場。
きっと、新郎新婦は心から友達だと思っているのみならず、あなたのことを大事な舞台を任せられる信頼出来る人物と見込んでお願いされたのでしょう。
「そんなの荷が重い」?大丈夫です。友人代表として選ばれただけで、すでにあなたはそこに立つべき人なのです。
自信を持ってスピーチするためのポイントを紹介しますので参考にしてみてください!
原稿を用意しよう
時間を指定されることもありますが、だいたい全体で3分程度に収めることが多いです。
文字数にすると800から1200文字程度。作文が苦手だった思い出がある方はちょっと身がまえてしまう文字数でしょうか?
でも、やみくもに文章を考えようとしてもなかなか思い浮かばないのは誰でも一緒です!
結婚式のスピーチにはある程度決まった方がありますから、最初から最後まで自分で考える必要はありません。
なにから書き始めていいかわからない!という方は、まず下の流れに沿って、お祝いする新郎新婦に沿った内容を書き出してみましょう。
1.お祝いの挨拶
「(新郎)さん、(新婦)さん、ご結婚おめでとうございます。」
2.自己紹介
「(新郎or新婦)さんの友人の◯◯です。」
3.新郎新婦との思い出
「(新郎or新婦)さんと私が出会ったのは~」「(新郎or新婦)さんは~だった姿が印象に残っています。」など、新郎新婦の人となりが伝わるエピソードを入れます。
ここがオリジナリティーの見せ所!
気負うことはありませんが、「素敵な人と結婚するんだな」「信頼できそうだな」ということが、会場にいるご親族の方にも伝わるようなエピソードがいいですね。
笑える失敗談などは、よほどうまくフォローできる自信がなければ避けたほうが無難かもしれません。
4.結婚生活に向かう二人へのエール
「和やかな家庭を築いていってください!」「二人、どんな時も協力して乗り越えていってくれると信じています。」など、同じ目線で励ましの言葉をかけましょう。
「サッカーチームができるくらい子沢山な家庭を作ってください!」など、お子さんの話は、少しデリケートな話題になるので、結婚する二人の人柄次第ですが、避けたほうが無難な場合もあります。
既に結婚している方は嫌味にならない程度に、先輩風を吹かせるのも面白いかもしれませんね。
どうでしょう?書けそうな気がしてきませんか?
当日の注意
お酒は自分の出番が終わるまでは我慢です。終わった後の一杯は格別です。楽しみは後にとっておきましょう。
緊張して言葉が少しつかえたりしても大丈夫。真摯に挑もうとした結果として、きっと暖かく快く思ってくださることでしょう。
内容を忘れてしまいそうだという方は、無理に暗記せず「緊張しちゃうので手紙を書いてきました!」と前置きして堂々と紙を見ながらスピーチしてしまう手もあります。
また、人間はどこか一点を見つめるようにすると集中できます。会場に入ったら何か見つめるものの目星をつけておくと良いでしょう。
余裕があれば、会場の奥1点だけではなく、左右にも一つずつ見つめるものの目星を作っておくと、会場全体を見渡しているように見えて、会場全体の注意を引きつけることができます。
お二人の門出を素直な暖かい言葉で送り出してあげてくださいね!