なぜ長男の嫁は苦労すると思われがち?
●長男=跡取り息子
昔から日本にはその家の長男が跡取りになる、という風習が存在しています。
昔に比べて現代は核家族化が進んでいるので、長男が家の跡取りになること自体減ってきていることも事実ですが、やはり家柄や地域によってはまだ根強くその風習が残っている場所もあります。
家を継ぐ、となるとその家や地域のしきたりや行事、決まり事などを嫁が一から覚える必要があります。
自分の地元とは風習や文化が違い過ぎて戸惑ってしまうことも考えられます。
この場合、長男の嫁というポジションがいかに重要かを思い知らされるでしょう。
●義両親の老後のお世話
老後の頼りは長男夫婦、という親も多いでしょう。
つまり長男の彼と結婚すると、彼の親が亡くなるまで介護や身の回りのお世話など、必然的に長男の嫁がメインで面倒を見なければならないということ。
自分の親でもないのに、献身的に介護をしなければならないという宿命が待っているかもしれません。
●同居問題
長男夫婦と同居するのが当然、という考えを持つ親、実は意外と多いです。
結婚したらマイホームを建てて彼と将来産まれてくる子供と家族水入らずで楽しく暮らしたい・・・!という夢が簡単に打ち砕かれてしまう可能性があります。長男の彼と結婚する際は必ず事同居しなくてはならないのか、事前に話し合うことをおすすめします。
●親戚づきあい
お盆やお正月など、親戚と会う機会が増えます。
その際、まるで家政婦のように働かされることが多いのでせっかくの長期休暇でもなかなかゆっくり休む暇がありません。お手伝いやおもてなしに追われ心身ともに疲れてしまいがちです。