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着物で結婚式に出席する人へ。注意すべきポイントと〈年代別〉おすすめの着物

投稿日:2017年4月19日 更新日:

〈年代別〉おすすめの着物

着物を選ぶ際のルールをふまえつつ、自分にぴったりの着物を選びましょう。
おすすめの着物を年代別にご紹介します。

20代におすすめな着物

未婚女性・・・「振袖(ふりそで)」
若い人が着る華やかな振袖は、結婚式の会場を明るく彩ります。
振袖を着ると「成人式のように見える」という意見もありますが、ヘアスタイルをシンプルにするなど工夫をすると良いでしょう。
振袖は未婚女性の第一礼服です。
くれぐれも既婚女性は着ないように注意しましょう。

 

既婚女性・・・「訪問着(ほうもんぎ)」
既婚女性は訪問着を着ます。
ちなみに訪問着は未婚女性が着てもOKです。

振袖よりも袖が短いことが特徴で、絵羽模様という縫い目なども関係なく、模様がひと続きになっています。
振袖の袖の長さを短くして着る方もいます。

30代・40代におすすめの着物

「色留袖(いろとめそで)」
色留袖とは、黒色(黒留袖)以外の留袖のことを言います。

特徴は、裾の部分にのみ模様(裾模様)があることと、紋が入ることです。
黒留袖より格下ですが、5つ紋をつけると同格になるので、ゲストは1~3つに抑えましょう。

色や柄が豊富で、幅広い年齢層の着用が可能です。
また、振袖や訪問着よりも落ち着いて見えるため、大人の女性に良く似合うところもポイントです。

50代以上におすすめの着物

娘、息子の結婚式や親せきの結婚式・・・「黒留袖(くろとめそで)」

黒留袖は既婚女性が着る、もっとも格式が高いとされる第一礼装です。
新郎新婦の親、親戚など近い関係のゲストが着るのがマナーです。

友人や後輩の結婚式・・・「色留袖」または「訪問着」
シンプルなデザインの色留袖は、気品の漂う50代以上の女性にぴったりです。
訪問着を着てもOKです。

結婚式の着物にぴったりな髪型

着物に合う髪型といっても、ただ似合うだけでなく、式の雰囲気に合わせなければいけません。
大きすぎる花飾りをつけた「成人式」のような髪型は控えましょう。
後ろでまとめる「夜会巻き」や、きちんとした「シニヨン」がおすすめです。

髪色も、金髪や赤毛など目立ちすぎる色は控えるべきです。
二次会にそのまま参加できる髪型だと便利ですね。

あくまで主役は花嫁なので、落ち着いたヘアスタイルにすることが重要です。
ヘアアレンジをしてくれる式場もあるので、一度聞いてみることをおすすめします。

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