みなさん、結婚したら、円満な家庭を築きたいですよね。ただ、そう願う反面、離婚する夫婦も多く存在します。なぜ、愛し合っていた2人が離婚にまで至ってしまうのでしょうか。離婚までいかなくても日々、喧嘩や不満が絶えない夫婦も存在しています。今回は、夫婦で問題・喧嘩になりやすいケースをいくつかご紹介します。そのケースに対しての夫と妻の価値観・考え方の違いを解説しますので、是非、参考にしてください。この価値観・考え方の違いを理解することが夫婦円満になる大きな一歩だと思います。
夫婦で問題・喧嘩になりやすい事例集Ⅱ
ケース1:過去のはなし
夫:妻の過去の男を知りたがる
妻:夫の過去の失敗を責めたがる
夫は、妻の過去の男を詮索する傾向があります。単純にどんな男と付き合っていたのか知りたい好奇心と過去の男と自分を比較したい気持ちがあります。妻からすると面倒くさいですよね。対して、妻は、詮索はしませんが、夫の過去(恋愛にかかわらず)を急に引っ張り出します。男性で、喧嘩中に過去の話を持ち出されて、「いや、今それは関係でしょ!」と思った経験をお持ちの方もいるのではないのでしょうか。
[夫へのアドバイス]
妻の過去の恋愛詮索は、ほとほどにしましょう。度が過ぎると破局になりかねません。過去はどうあれ、現在は、あなたを選んでくれているので、安心していいのではないでしょうか。喧嘩中に過去の話を持ち出されたら、腹が立つのもわかりますが、そこで怒鳴っても何の解決にもなりません。そこは、大人になって、「あのときはごめんね」といえる器の大きい男になりましょう。
[妻へのアドバイス]
過去の男なんてどうでもいいのに、いちいち聞いてくるのは、めんどくさいですよね。ただ、男性は、詮索好きだということを頭に入れておいてください。それを防止するためにできることとしては、日々、愛情を注いであげてください。それが夫の自信に繋がるはずです。別件ですが、喧嘩中に、大昔の話は、あんまり出さない方が喧嘩が早くおさまるかもしれませんよ。
ケース2:危機感
夫:鈍感すぎる
妻:敏感すぎる
夫は、驚くくらい鈍感です。妻の気持ちを全く読み取ることができません。対して、妻は、かなり敏感です。上司と飲んで、帰りが遅い時に、「遅いね?女の子お店いったの?」なんて冗談半分に言われてた時、夫は、やましいことは何もしてないのに少しドキっとしてしまうんです。
[夫へのアドバイス]
妻のSOSに気づく努力をしましょう。夫に対して、ズバッとストレートに言える妻ならいいですが、言えない妻もいっぱいいます。早めに気づかないと、いきなり妻が出ていってしまうなんてケースも無きにしもあらずですよ。妻が何か言いたそうな雰囲気を出している時は、耳を傾けましょう。
[妻へのアドバイス]
アンテナを張りすぎるもよくありません。度がすぎると、束縛に繋がります。夫は、仕事で上司や会社に縛られているので、それ意外の時間は、自由でいたいのです。
ケース3:浮気・不倫
夫:安心で浮気する
妻:不満で浮気する
夫は、安心がゆえに魔が差して、浮気してしまいます。浮気が発覚して、はじめて事の重大さに気づきます。女性からしたら、「安心してるのになぜ魔が差すの?」と思いますよね。安心しきった夫の多くは、「なんとかなるだろ。この当たり前の日常はなくならないだろ。」とたかを括っているのです。ただ、前述にもあったように、妻は敏感なので、ほとんどの確率で浮気・不倫はバレます。対して、妻は、夫とうまくいっていなかったり、愛情が感じられないと、逃げるように、浮気に走る傾向があります。
[夫へのアドバイス]
後先を考えた行動をしましょう。長い間あった当たり前の時間が、あなたの一瞬で消えてしまう可能性があることをどんな時でも念頭においてください。お酒に溺れて、過ちを起こすケースが非常に多いです。気をつけてください。その一瞬であなたの未来が変わります。
[妻へのアドバイス]
妻へのアドバイスは難しいです。「魔が差す」のを100%防止するためには、夫が強い意志を持つしかないのかもしれませんが、妻ができることとしては、「夫に関心をもつこと」です。多くの男性は、かまってちゃんなのです。夫に関心があり、愛していることを日々、アピールしましょう。魔が差す前に、妻の顔が脳裏によぎるでしょう。
お互いを知って、円満な関係を築こう
ここまで、夫婦で問題・喧嘩になりやすい事例集をご紹介してきましたが、いかがでしたか。共感できる事例もあったのではないでしょうか。お互いの価値観や考え方の違いを理解して、円満な関係を築いてくださいね!
【参考書籍】
この記事は、以下の書籍を参考に執筆いたしました。気になる方は、是非、手にとってください!