家族や親族が集合することは日常的にあまりありません。
ですから、結婚式で撮る家族写真は後々の記念になりますし、貴重な思い出にもなるといえるでしょう。
家族写真は披露宴の前に撮影するのが一般的ですが、近年では結婚式前に前撮りをしておくケースも増えています。
詳しく確認しておきましょう。
結婚式の家族写真はいつ撮るもの?
結婚式の家族写真は、結婚式の後に撮るのが一般的です。
式が終わった後、披露宴が始まるまでの合間の時間を使って、撮影をします。
最初に両家のそれぞれの親族を紹介しあった後に、撮影に入るのが基本的なパターンです。
ただし、式場によってさまざまなケースがありますから、事前に式の担当者に確認しておくようにしましょう。
撮影は式場内のスタジオや庭園などで行います。
もしも、撮影を行いたい場所の希望がある場合は、打ち合わせの時に式の会場担当者に相談しておくと、希望に添って臨機応変に対応してもらえます。
家族の並び方
家族写真を撮る際には、並び方には明確な決まりはありません。
身長のバランスや新郎新婦のそれぞれの家族の人数を考慮して並びます。
基本的に、カメラマンや式場スタッフが並び方の指示を出してくれますから、その指示に従えば間違うことはありません。
基本的な並び方としては、向かって右半分に新婦側の親族が、左半分に新郎側の親族が それぞれ並びます。
中央に新郎新婦が座り、新郎の隣に媒酌人、新婦の隣に媒酌人夫人が座ります。
あとは、親、兄弟の順に並んでいきます。
親族が多いときは二列になるなどして臨機応変に対応します。
また、新郎新婦の両家の家族の人数に差があるときは、少ない方の親族が先に座を占めて、多い方の親族がその端につくようにして、バランスを整えます。
家族写真の前撮りも増えている
家族写真は基本的に結婚式と披露宴の間の時間を利用して撮影します。
しかし、最近では 家族写真の前撮りをしておくケースも増えてきています。
結婚式・披露宴は大安に行われるため、式の当日に写真撮影をしようとすると、写真撮影が混雑していて納得のいく写真を撮れないこともありえます。
そのため、結婚式よりも前に両家の家族に集まってもらって、家族写真を前撮りしておくのです。
前撮りの場合、館内や館外などロケーションも豊富になりますし、カジュアルなスナップ写真など撮影ポーズの数も増えて、より思い出深い写真が残せるというメリットがあります。
家族写真の撮影には、左半分に新郎側が 右半分に新婦側が並ぶなどのルールもありますが、基本的にカメラマンやスタッフがバランスなどを考えて指示を出してくれます。
家族写真は後々の思い出にもなるものですから、要望がある場合は事前に式の担当者に相談しておきましょう。
また、前撮りも検討すると、より素敵な写真を撮ることもできるといえるでしょう。