アフターコロナの時代にどんな結婚式をやるか悩んでいる人も多いはず。
今回は話題の「オンライン結婚式」とはどんな結婚式なのか、メリットやデメリットについてもご紹介します。
目次
1. オンライン結婚式とは?
Zoomなどのアプリを使ってゲストがオンラインで参加する結婚式です。
新型コロナウィルスの感染拡大が懸念される今、少しでも感染のリスクを減らすために考えられた新しい結婚式のカタチです。
オンライン結婚式のやりかたは様々。代表的なスタイルを2つご紹介します。
オンライン結婚式のスタイル
①自宅からふたりだけで結婚式を行い、生中継する。
手作りのアットホームな結婚式をしたい人におすすめです。アイデア次第で自由なプログラムができそうです。
②結婚式場からふたりだけ、または少人数で結婚式を挙げ、その模様を生中継する。
結婚式場なら本格的な結婚式挙げたいという希望を叶えつつ、ゲストには安心してオンラインで参加してもらえます。
2. どんな人に向いている?
こんな人にオンライン結婚式をおすすめします。
・コロナで結婚式をあきらめたくない
・コロナの影響で一度結婚式を中止にしたので、安く手軽に結婚式を挙げたい
・家族だけで結婚式をやるけど、友人にもオンラインで参加してほしい
・海外のゲストや、たくさんのゲストに参加してほしい
コロナの感染を不安に感じる人にとって、人との接触を避けられるオンライン結婚式はとても安心できます。
また、普通の結婚式よりも価格を抑えられるのも魅力。費用を気にせずに、オンラインではたくさんのゲストを招待できます。
3. オンライン結婚式のメリットとデメリット
次に、オンライン結婚式のメリットとデメリットをみてみましょう。
デメリットは解決策もご紹介しますので、参考にしてくださいね。
オンライン結婚式のメリット4つ
①コロナウィルスの感染をふせぎつつ、結婚式が挙げられる
コロナが心配だけど、結婚式をあきらめたくない!
オンライン結婚式ならそんな悩みを解決してくれます。
②通常の結婚式よりも価格が安い
自分たちで自宅から配信するのは0円からできますし、結婚式場で家族だけならだいたい50~70万円程度で挙げることができます。
通常ほ結婚式の平均が350万円といわれていますから、かなり安くできますよね。
③移動やご祝儀など、ゲストの負担が少ない
オンラインで参加するゲストはウィルス感染の心配がありませんし、結婚式場までの交通費やご祝儀などの負担をかけなくて済みます。遠方や海外に住むゲストも気軽に参加できます。
④あらゆるゲスト人数に対応している
Zoomの無料アカウントの場合は最大100人まで。少人数から大人数まで対応できますし、席順で悩むこともありません。
なお3人以上のグループは「1回40分まで」と時間の制限があります。
次に、デメリットとその解決策をご紹介します。
オンライン結婚式のデメリット4つ
①一体感に欠ける
お互いの顔が見えていても実際に同じ空間にいるのと比べると、一体感に欠けるでしょう。また、一緒に写真を撮ったり思い出を残しにくい点もデメリットです。
▶解決策
みんなで一斉に同じことをする機会を設けると一体感がでます。ゲストに一斉に「おめでとう!」と言ってもらったり、一斉にクラッカーを鳴らしてもらうなどアイデア次第で一体感がでます。
②グダグダになる可能性も
オンライン結婚式は、リアルな空間を共有できない分、進行が上手じゃないとグダグダになる可能性も……。
▶解決策
新郎新婦が司会や映像や音楽を流すオペレーションもやろうとすると忙しくなってしまいます。司会進行やオペレーターは別の人に頼みましょう。
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③ネット環境がないと参加できない
パソコンやスマートフォンを持っていない年配の方などは、招待するのが難しいでしょう。
また、ネット環境があっても、通信トラブルが起きる可能性があります。
▶解決策
招待できなかった方には、後日写真などを送って報告しましょう。
通信トラブルについては、新郎新婦側では起きないように、一度リハーサルを行うことをおすすめします。
④オンラインのゲストからご祝儀がもらえない
基本的にオンラインのゲストにはお料理や引出物がないので、ご祝儀はいただきません。
ゲストも何かお祝いを送った方がいいのか迷ってしまうので、あらかじめご祝儀は不要なことを伝えておきましょう。
お祝いをいただいたら、半額程度の品でお返しをするのを忘れずに。
▶解決策
最初からご祝儀は期待しないでおきましょう。
お祝い金をいただいてもいいおもてなしをする場合は、ゲストからオンライン決済でお祝い金をもらえるオンライン結婚式のサービスもあります。
4. どうやって挙げるの?
自分たちで挙げる
配信はインターネットの環境が安定している場所で行います。
最低限必要なものはパソコン。
結婚式のコンセプト、衣装、撮影場所、プログラムなどを決めます。
日にちはゲストにアンケートを取って決めてもいいでしょう。
Zoomの場合は招待URLを発行して、ゲストに送ります。
業者に依頼する
業者に依頼する場合は、オンライン結婚式を行っている業者に問合せをして、打ち合わせも基本的にオンラインで進めます。
初めてでわからないことが多いオンライン結婚式についても、プランナーさんからアドバイスをもらえるので、悩まずに準備がすすめられます。
当日は、プロの司会やオペレーションで安心して結婚式を挙げることができます。
機材も業者側でそろえてもらえる場合が多いので、準備が楽です。
5. プログラム例
一般的な結婚式のプログラムを参考にした例をご紹介します。
- オープニングムービー
- 新郎新婦の挨拶
- 乾杯
- ケーキ入刀
- ファーストバイト
- ゲストスピーチ
- 新郎新婦への質問コーナー
- プロフィールムービー
- ゲストへの手紙
- 両親への手紙
- エンディングムービー
自宅から行うオンライン結婚式はプログラムが自由なので、おふたりで楽しいプログラムを考えてみてください。
また、ゲストはオンライン結婚式とは何をするのかわからない人が多いので、あらかじめプログラムをゲストに伝えておくといいでしょう。
6. 最後に
オンライン結婚式について紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
結婚式は両親や友人、お世話になった人たちに感謝の気持ちを伝える貴重な機会です。
自宅から手作りのオンライン結婚式、結婚式場からのオンライン結婚式、スタイルは自由です。
おふたりに合ったオンライン結婚式が見つかりますように。