結婚式の準備と平行して進める事として、「住まいの決定」があります。
元々住んでいた所にどちらかが同居する事もありますが、大多数の方が新しく探されるのではないでしょうか。
新しく住まいを探す4つのポイントを紹介させていただきますね。
目次
分譲物件か賃貸物件か
分譲物件と賃貸物件。
どちらを選んでも、メリットとデメリットがあります。
分譲物件のメリット
資産として、残すことができる。
賃貸物件よりも収納スペースが多く、設備が充実している。
分譲物件のデメリット
頭金や諸費用がかかる。
住居費の他に「固定資産税」「都市計画税」の支払いがある。
環境や近隣に問題があっても、簡単に引っ越せない。
メンテナンスは、自分で業者を手配する。
賃貸物件のメリット
転勤やお受験等の際、転居がしやすい。
頭金と比べて仲介手数料・礼金・更新料が少額で済むので、預金があまり減らずに済む。
毎月の管理費にメンテナンス代が組み込まれている。
家賃補助の物件もある。
賃貸物件のデメリット
何十年払い続けても、自分の物にならない。
構造や設備が貧弱にできているので、騒音問題に繋がりやすい。
犬猫等のペットを飼育できる物件が少ない。
転勤の可能性のある職種や、家族が増える可能性がある場合は賃貸物件をおススメします。
また、上下階の騒音を気にせず過ごしたい方やずっと同じ場所に住み続けたい方は分譲物件を探してみてくださいね。
実家との距離
夫婦共働きが標準となってきている昨今。
将来の子育てを考えると、どちらかの実家の近くに住むのは必要なことです。ただ、この“近く”というのが、どこまでの近さを意味するかで、実家との距離が変わってきます。
親世帯と子世帯が、近すぎず遠すぎず、適当な距離間で「別居近住」する関係を「スープのさめない距離」という言葉がありますが・・・
一般的には「スープが届けられる距離」くらいがお互いのプライバシーを守れて、丁度いいと言われています。
通勤などの利便性
「通勤の利便性をどこまで優先させるか」ということも重要なカギになります。
“最優先として、勤務先の近くに住むのか”
“交通アクセスのいい場所に住むのか”
利便性のいい場所は住居費も高くなりますが、その分、通勤時間の短縮に繋がります。
・多少住居費が高くても、毎日の通勤時間の短縮を図れる場所か。
・勤務先から遠くても、住居費を抑え、休みの日をのんびり過ごすか。
・・・悩むところです。
夫婦2人でよく話し合いを重ねて、仕事のこと、今後子どもが生まれてからのことを考えて決定してくださいね。
家賃補助制度
物件選びに1番左右されるのは、やはり”予算”ですよね。
もちろん、「安いに越したことはない」という方がほとんどでしょう。
そこで、利用できる可能性の高い「家賃補助制度」をご紹介します。
勤務先の制度を調べる
まず勤務先の制度に家賃補助制度があるかを確認してみましょう。
制度があれば、是非、申請しましょう。
補助制度のある地域に住む
「新婚の家賃補助制度」のある市区町村をインターネット等で調べ、その対象地域に住む。
(2016年現在:板橋区では、区が民間賃貸住宅を借り上げる“区立住宅“への家賃減額を行う制度で、最大で毎月4万円を最長3年間利用できます)
「特定優良賃貸住宅」の物件を探す
「特定優良賃貸住宅」は、民間の土地所有者が、国や地方自治体の補助を得て建設した賃貸住宅のことを言います。
最大の特徴は、国や自治体が収入に応じて家賃を補助してくれる事です!
さらに、仲介手数料・礼金・更新料も無料なので、新婚・子育て世帯の若い夫婦にとって、うれしい物件と言えます。
お互いの意見を尊重して、憧れの住まいを決めてください♪
夫婦二人一緒なら、“住めば都”ですよ!