「プロポーズ」と、プロポーズ後に行う「両親への挨拶」について、私の実体験を書いてみたいと思います。
どんな風にすればいいのか、何を用意するのかということは、調べればすぐに出てくることもありますが、その場の雰囲気など実際の体験は人ぞれぞれでもあり、なかなか知りえないもの。
今まさに、プロポーズ前の方や、プロポーズ直後のカップルのみなさんのお役に立てると幸いです。
プロポーズと婚約指輪
婚約指輪をもらったのは、2月の記念日の日でした。
付き合い始めてから、毎月彼は私に小さなブーケやブリザードフラワーをくれました。そのお礼に私は、毎月ハンバーグを作ってお家で待っているというのが毎月恒例の行事でした。
その日もいつものように一緒にご飯を食べていました。
指輪は、12月末に指輪を見に行ってサイズなど合わせてもらい、婚約指輪と結婚指輪、それとベビーリングをお願いしていたので、届くのを待つのみの状態でした。
「年末だし、クリスマスも重なっているので2月になると思います。」とお店の担当者に言われて、2月になっても連絡がなかったので、「まだかなぁ~」と待ちわびていました。
2月の記念日に、毎月恒例のブリザードフラワーを彼からプレゼントしてもらいました。
いつもとは違う感じで、しっかりとした箱に入ったものだったのです。
ご飯を食べ終わってゆっくりしている時に箱を開けると半分に分かれていて、半分にはブリザードフラワー、もう半分にはパールにまみれたガラスの靴が入っていて、その中に婚約指輪が入っていたのです!
私は、嬉しさのあまり自分で婚約指輪をはめてしまいました(笑)。
彼が指輪をこの箱に入れ替えたりしている姿や、指輪を一人で取りに行く姿、パールで飾りつけしている姿などを思い浮かべると涙が止まりませんでした。
私のプロポーズの憧れは「高級ディナーを一緒に食べて、指輪の箱をパカッと開けてくれる」というものでしたが、憧れのシチュエーションとは少し違ったけれど、私たちらしい、とってもロマンチックなプロポーズでした。
両親への挨拶
2月にプロポーズをしてもらい、3月に私の両親へ挨拶、彼の両親へ挨拶という流れでした。
私の両親への挨拶のことは、「緊張であまり覚えていない」というのが本音です。ですが彼がビシっと決めてくれたことは今でもしっかりと覚えています。
私も、私の両親も号泣でしたが、両親のその姿を見て「二人で幸せになろう」と決意をしました。
距離が縮まった、彼の両親への挨拶
彼の両親への挨拶も、彼のお義母さんは号泣、私もまた号泣。この日を境に、彼のお義母さんとの距離もぐんと縮まりました。
それまでは彼の実家に遊びに行っても、「お客さん扱い」でしたが、結婚が決まってからはお義母さんから「はるちゃんちょっときて手伝って!」と言ってくれるようになり、私もすごく嬉しかったです。
お義母さんからのこの一言で、家族になれた実感が湧いたことを覚えています。
彼の実家の台所はやっぱりどこまで入っていいのか分かりづらいものです。
私も最初お義母さんのお手伝いをしようとしたとき「座ってて、大丈夫だから」と言われ、次にどのタイミングで行けばいいにかわかりませんでした。
でも、結婚が決まった時に「もう娘になるからお手伝いさせてください。」と一歩踏み出した行きました。
それから、お料理を教えてくれたり、少しずつお手伝いをさせてもらえるようになりましたよ。
家族になることを伝える
両親への挨拶は、「彼は私の家族」「私は彼の家族」になることを、伝えることだと実感しました。
ただ、自分たちが「結婚する」ことだけを伝えるものではなく、「お父さん、お義母さんの元に一人家族が増えますよ」という合図にもなるようですね。
私の実体験なので、人それぞれに違ったストーリーがあると思います。
ですが、そのストーリひとつひとつに意味があって、お2人にとってはかけがえのない一生の思い出になることでしょう。
プロポーズと両親の挨拶がお2人にとって素敵な思い出の1ページになることを心から願っています。