結婚式場を検討する時に参加したいのが「ブライダルフェア」。
今回は、ブライダルフェアの予約の仕方から、当日必要なもの、服装まで、疑問を全て解決します!
目次
ブライダルフェアって何?
「ブライダルフェア」とは、結婚式場を探しているカップルが、実際にチャペルや披露宴会場を見学することができるイベントです。
一口にブライダルフェアといっても催しはさまざま。
主に下記のようなことが体験できます。
・挙式会場や披露宴会場の見学
・結婚式の料理の試食
・引き出物のサンプルや写真集などを手に取ってみる
・ドレスの試着
・模擬挙式に参列
・有名なタレントのトークショー
・ドレスファッションショー
同じ式場のブライダルフェアでも、開催日によって内容や規模が異なる場合も多いので、参加する前にフェアの詳細を確認しましょう。
ブライダルフェアは予約必須!
基本的に、ブライダルフェアは事前予約必須の会場がほとんどです。
最低限、前日までには予約をしましょう。
会場のホームページから応募したり、直接電話で予約できます。
試食会やドレス試着会など、人気があるものや組数限定のイベントはすぐに予約が埋まってしまう場合もあるので、早めの予約がおすすめです。
最近では、「ブライダルフェアデート」といって、デート感覚で気軽に参加できるブライダルフェアも増えています。
開催内容によっては、予約不要なものもあるのできちんと確認しましょう。
「ゼクシィ」など式場紹介サイトからお得に予約
「ゼクシィ」など大手式場紹介サイトからも、会場のブライダルフェアの予約ができます。
実際に見学したり、その会場で成約したりしたカップルには、商品券や電子マネーがもらえるなど、お得な特典がついてくることがあります。
サイトを経由するだけで数万円もらえることもあるので、チェックしてみるといいかもしれませんね。
サービス・媒体名 | ブライダルフェア 予約・見学・成約 特典 ※条件はそれぞれ異なります。 |
ゼクシィ | 最大40,000万円分商品券プレゼント |
マイナビウェディング | 60,000円分電子マネープレゼント |
Hanayume | 最大40,000円分電子マネープレゼント |
※2019年6月21日現在の情報です。
詳細については各サービスにお問い合わせください。
結婚式希望日の◯ヶ月前に参加しよう
一般的には、結婚式を希望している日程の約半年〜1年前から、ブライダルフェアに参加するカップルが多いです。
しかし、1年以上先まで式の予約が埋まっている人気会場や1日に挙げられる組数が限定されている会場などは、もっと早くから動くカップルもいます。
結婚が決まったら、できるだけ早めにブライダルフェアに参加するといいでしょう。
結婚式準備自体は、3ヶ月あれば十分間に合うので、1年以内に結婚式を希望されている方も焦る必要は全くありません。
フェアには何回参加すればいい?
会場を比較検討するために、2件~3件のブライダルフェアに参加するカップルが多いです。
もちろん、1件目で決めるカップルもいれば、何ヶ月もかけて複数の会場を回り、慎重に選ぶカップルもいます。
5件以上回る場合は、会場別の情報が混ざってしまう可能性があるので、比較検討用の情報管理のためにも、写真をたくさん撮影したり、細かく感想メモを残しておくことをおすすめします。
時間はどのくらいかかる?
一日に複数会場のブライダルフェアを予約するカップルもいますが、実際に参加してみると、一つの会場に思いのほか時間がかかることがわかります。
参考までに、ブライダルフェアの内容別のおおよその所要時間を書き出してみました。
ブライダルフェアの流れ
・模擬挙式(30分〜)
・試食会(30分〜1時間半)
・試着会(30分〜1時間)
・会場見学(30分〜1時間)
・相談会(1時間〜2時間半)
開催規模や内容によっても所要時間は異なるので一概には言えませんが、最低でも3~4時間はかかると考えておきましょう。
ブライダルフェアは多くても一日2会場が限界のようです。余裕をもってスケジュールを組みましょう。
何を着ていけばいいの?
ブライダルフェアとはいえ結婚式場という非日常空間を訪れるわけですから、Tシャツにジーンズというわけにはいきません。
具体的には、“おしゃれなレストランで記念日のディナーをするような格好”というと、イメージがしやすいでしょうか。
女性の場合
ワンピースや、トップスにスカートにパンプスといった、清潔感のある上品な服装であれば、問題ないでしょう。
暖房や冷房が過度に効いている場合もあるので、ジャケットやカーディガン、ストールなど、体温管理ができるものを持っていくといいでしょう。
ドレス試着をする場合は、脱ぎ着しやすい服装で行くとスムーズです。
キャミソールやミニスカートなど、露出度が高い服装やボディラインを強調するような服装は避けましょう。
また、ブライダルフェアでは、会場見学などたくさん歩く可能性が高いです。履き慣れていない靴や高すぎるハイヒールは避け、歩きやすいものを選びましょう。
女性の服装 まとめ
・ワンピースやトップス&スカートにパンプス(清潔で上品なもの)
・体温調節ができるジャケットやカーディガンを持参
・履きなれたパンプス(高すぎるハイヒールは避ける。
・ドレス試着の場合は、脱ぎ着しやすい服装
男性の場合
カジュアルすぎない服装や清潔感を感じる、節度ある服装を心がけましょう。
襟付きのワイシャツやポロシャツ、ジャケットにスラックスなどのパンツを合わせましょう。
靴は、革靴がベターです。
ダメージジーンズやサンダル、短パンやスウェットなど、ラフすぎる格好は避けましょう。
平日の夕方や夜のブライダルフェアの場合、仕事帰りに参加する方も多いので、ビジネススーツにネクタイ姿でも違和感はありません。
男性の服装 まとめ
・ジャケット、ワイシャツやポロシャツにスラックス、革靴
・カジュアルすぎない、清潔感のある服装
・ビジネススーツでもOK
式場の見学をした際には、カップルで写真を撮る可能性もあります。
荘厳なチャペルをバックに、カジュアルな服装……なんてことにならないよう、会場の雰囲気に合わせた服装で楽しみましょう。
フェア必需品 3アイテムとは?
服装を決めたら、次は、持ち物です。
せっかく、予約をしてブライダルフェアに参加するのですから、効率的に有意義に楽しめるよう、持ち物もぬかりなく準備してくださいね。
(1)デジカメ
ブライダルフェアでは、装飾された挙式会場を見学できたり、フェア用に様々なスタイルのコーディネートが施されていたり、ウェディングアイテムが展示されていたりと、シャッターチャンスが沢山あります。
複数の会場を巡る場合は、記憶が混同しやすいので全て写真に収めておくと安心です。
ブライダルフェア後に、会場を再検討するときに見直すこともできますし、フェアに参加しなかった新郎や家族へ情報共有をする場合でも、写真があるとスムーズです。
(2)筆記用具・メモ帳
ブライダルフェアでは、スタッフから口頭で説明を受けることが多々あります。
その際に、メモを書き残しておくと、後から見返すときに便利です。
覚えておけると思っていても、時間が経過したり、複数の会場を回ったりしているうちに、情報が曖昧になってしまうからです。
最近では、携帯メモや音声メモで残すという方もいます。自分にあった方法で情報を残しておきましょう。
(3)大きめのカバン or エコバッグ
ブライダルフェアでは、会場のパンフレットやカタログ、引き出物サンプルなどお土産をたくさんもらいます。
紙袋や封筒に入れられていることがほとんどですが、一日に複数のブライダルフェアに参加する場合、それらを複数持ち歩くのは大変です。
しかも、会場名の入った紙袋を手に、別の会場のブライダルフェアに参加するのは、少し気まずいもの。
ひとまとめにできる大きめの鞄で行ったり、エコバッグなどに入れて持ち帰られるようにしたりと、準備しておくといいでしょう。
そのほかに、もしも具体的にイメージしているような雰囲気の写真や雑誌の切り抜きがあれば、持参していくと、プランナーに思い描いている結婚式のイメージを説明する際に、伝わりやすくなるでしょう。
事前に考えておくこと4つ
ブライダルフェアを予約したら、スマートな会場選びをするために、当日までに以下の4つについて考えておきましょう。
事前に考えておくことや二人でイメージを共有しておくことで、ブライダルフェアで会場のどんなポイントを見聞きしたら良いのかが、明確になります。
華やかなブライダルフェアの雰囲気や当日のテンションで、勢いで会場を決めてしまうようなことがなくなりますよ。
(1)ゲストのリストアップ・人数を算出する
会場を探す上で、一番重要になるのは、結婚式に招待する人数が何人かを把握することです。
人数によって、選ぶ会場が変わるので、必ず名前を書き出して人数を数えてみましょう。
余裕があれば、両家の親御様にも確認しておくと安心でしょう。
(2)イメージ・条件をすり合わせる
実際にブライダルフェアに参加すると、どの会場もとても素敵です。
ブライダルフェアの時には、非日常の雰囲気に飲まれてしまい、いざ、結婚式の準備を始めたときに初めて、やりたかったことができない、理想と違う……といったことに気づくことのないように、どんな結婚式が理想なのか、を事前にパートナーと擦り合わせておくことは、とても大切です。
招待ゲストを考慮し、アクセスや会場設備などで譲れない点がある場合は、箇条書きのメモとして残しておくといいでしょう。
・挙式スタイル(チャペル・神殿・神社・ガーデン など)
・会場の雰囲気(ナチュラル・クラッシック・モダン など)
・結婚式でやりたいこと、理想的なイメージ(長いバージンロード・ブーケトス・階段での全員集合写真・天井の高さ・デザートビュッフェ・会場のロケーション など)
・絶対に譲れない設備や条件(大階段があるところ・バリアフリー・会場までのアクセス・送迎バスの有無 など)
(3)費用を把握する
これから夫婦になる上で、パートナーとお金の話をきちんとすることは大切なことです。
どんな会場で結婚式をするかによって、結婚式費用は大きく変わります。
結婚式を終えた後も、新居の費用やハネムーン、お子様が生まれることなどを考えて、いくらくらい結婚式費用として当てられるかをきちんと把握しておくことで、ブライダルフェアでの相談内容も変わりますよ。
把握しておきたいお金のこと
・現在の貯蓄
・これから結婚式までの貯蓄
・両家からの援助金
・ご祝儀目安(人数×3万円 が目安)
・新居・ハネムーンなどで必要な費用
・結婚式で使える費用
(4)結婚式予定日を考える
ブライダルフェアに行く前に、なんとなくでも考えておきたいのは、結婚式の時期や日程です。
ブライダルフェアでは、シーズン別、条件(曜日や日柄、時間帯など)別などでのプラン料金を提示されることもあります。
できれば、新郎新婦ふたりのスケジュールのみならず、両家の家族へも事前に確認しておくと、スムーズでしょう。
結婚式予定日を検討するときに考えること
・新郎新婦が挙げたい時期(記念日・誕生日・仕事の都合など)
・ゲストが参加しやすい時期
・過ごしやすいシーズン
・移動しやすいシーズン(遠方者が多い場合)
・式場のお得なプランなども加味する。(オフシーズン・曜日や時間帯での割引など)
・余裕を持って準備するには、結婚準備期間は、最低3ヶ月は確保する。
ブライダルフェアでチェックするべき65項目
非日常空間を味わえるブライダルフェアは、基本的にとても楽しく、素敵な時間です。
しかし、逆を言えば、テンションが上がって、普段の冷静な判断をしづらくなることもありうる場所です。
チェックポイントを事前に書き出しておくことで、当日も確認すべきところは、きちんと確認できるようにしましょう。
複数のブライダルフェアに参加する場合には、同じ項目を全部の会場で確認することが大切です。
以下に、チェック項目を挙げました。
内容を見てみると、中にはこだわらない部分や重要視しない点もあるでしょう。
これらの一つ一つを入念にチェックする必要はありません。
あくまでも、どんな視点を持って参加するとよいか、という指標とし、自分たちの結婚式で重要視したいことを考える参考にしてください。
挙式会場について(10)
□ 雰囲気やコンセプトは好きか
□ 広さと収容人数は十分か
□ キリスト教式の場合、牧師はどんな人か
□ 神前式の場合、どこの神様が祀られているのか
□ バージンロードの長さは十分か
□ 挙式中の写真撮影・ビデオ撮影ができるか
□ 生演奏はあるか
□ 挙式の中・後にどんな演出ができるか、やりたい演出はできるか
(フラワーシャワー・バルーンリリース・ブーケトスなど)
□ 雨天時に、変更になることはあるか
□ 挙式リハーサルはあるか
披露宴会場について(10)
□ 雰囲気やコンセプトは好きか
□ 披露宴会場の広さと収容人数は十分か(1卓何人座れるか)
□ 挙式会場から移動しやすい位置にあるか
□ 天井の高さは十分か
□ 窓からの眺めはどうか(季節や時間帯によって変わらないか)
□ 明るさは十分か、新郎新婦が逆光になることはないか
□ 披露宴会場の禁煙・喫煙確認
□ ゲスト同士の距離感は適切か(狭すぎない・広すぎない)
□ メインテーブルとゲストの距離は適切か
□ テーブルクロスやセッティングの選択肢はあるか
演出について(6)
□ スクリーンの場所はどこか
(見えない席はないか。大きすぎない・小さすぎない)
□ 余興スペースはあるか
□ 音響照明についての希望は叶うか、スポットライトはあるか
□ 楽器演奏は可能か
□ どんな演出ができるか
□ テーブル装花の雰囲気やセンス・値段の確認
アクセス・宿泊(8)
□ 会場へのアクセスはしやすいか
□ 遠方者や土地勘がなくてもわかりやすい場所か
□ 最寄り駅でタクシーはすぐつかまるか
□ 送迎バスの有無や時間
□ 駐車場の有無・サービス券の有無・スペースは十分か
□ 二次会をそのまま行えるか
□ 宿泊の有無・ホテルとの提携の有無
□ 新郎新婦・親族の当日の入り時間確認(間に合う時間かどうか)
会場設備(10)
□ 親族の控え室はあるか
□ 早く来すぎたゲストはどこで待つのか
□ ゲスト用の更衣室はあるか
□ クロークはあるか
□ 授乳室はあるか
□ 喫煙スペースはあるか
□ 化粧室は清潔感があるか・わかりやすい場所にあるか
□ 化粧室の数は十分か
□ バリアフリー対応がなされているか
(ない場合は、どのように対応するか)
□ 会場スタッフの対応はどうか、雰囲気はいいか
料理(6)
□ 料理内容に満足しているか(プラン・価格・内容・量)
□ メニューのアレンジなどはできるか
□ アレルギー対応のためのメニュー変更は可能か
□ ドリンクの種類は十分か
□ 試食できる場合、味や量に満足できたか
□ 試食した場合、スタッフのサービスレベルに満足できたか
日取り・仮予約(3)
□ 希望する時期や条件(曜日・時間帯・日柄)が空いているか
□ 遠方参加者がいる場合や二次会を行う場合、時間帯は問題ないか
□ 仮予約はできるか・仮予約期限はいつまでか
費用(6)
□ お得なパックプランなどはあるか
□ 基本プラン、パックプランの内容は十分か、追加料金は不要か
□ 見積もり費用は、予算内で収まっているか
□ 見積もりの中にやりたい内容が入っているか
□ 費用の支払い方法は(現金振込み・カード使用の有無)
□ 費用を支払うタイミングは(事前支払い・後払い可)
その他(6)
□ 持込み可能なものと持込み料金の有無
□ 提携ドレスショップの確認・ドレスの価格帯
(デザイン・サイズのバリエーションは十分か)
□ ヘアメイクスタッフのセンスや雰囲気はいいか
□ 今後の打ち合わせは、いつ何回あるのか
□ 担当プランナーは誰か、提案力はあるか、相性は合うか
□ その他、ふたりがこだわりたい点を満たしているか
ブライダルフェアは、事前準備がきちんとできているかが、当日の充実度を左右します。
しっかりと冷静に判断できるような事前準備さえしていれば、当日はどれだけ楽しんでも、テンションが上がっても、不安にはなりません。
ブライダルフェア当日は、ぜひ素敵な時間を過ごしてくださいね。
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