こんにちは!
結婚に関するハッピーな情報をお届けする妖精、マリアルです。
前回のインタビューでは、秒速結婚の竹内さんに「結婚式や披露宴の必要性」について色々とお聞きしました。
※竹内さんの秒速結婚については下記の記事をご参考ください。
結婚のご報告。30年彼女がいなかった僕が、秒速で結婚できた理由。
竹内さんのインタビュー連載も今回で最後!
最後のテーマは「運命の人について」です。
それじゃあ、いきますよ〜! レッツ、ハッピーマリッジ!
スペシャルインタビュー「運命の人っているの?」
竹内さん、これで最後となるインタビューです。よろしくお願いします!
運命の人との出会い方
実は独身の方が結婚しない理由として、「結婚したいと思える相手に出会えない」という意見がすごく多いんですよね。
多いですよね。男女問わず、僕の周りの独身はほぼ、そういう悩みを抱えています。
僕の場合、秒速結婚の目新しさからか、婚活セミナーのようなイベントに呼ばれることがあります。その際、参加者の方から「個人的に相談にのってほしい」と言われますね。
そうなんですね。ちなみに「運命の人との出会い方」っていうのは、どんなものがあるんですか?
竹内さん、今の奥様とめっちゃ運命的な出会いをしているじゃないですか…
どうしてよ! ひねくれるのもいい加減にしなさいよ!
いや、むしろ、運命とは真逆の出会い方だったと思います。
運命って、「人間の意思ではコントロールできない何らかの巡りあわせ」のことですよね。
僕の場合、そもそもブログで「こういう条件の人と結婚したいので応募してきてください」って記事を書いて発表してます。意図的にマッチングしているので、運命でもなんでもないですよね。
いや、あのタイミングでたまたま、今の奥様が記事を見ていたということが運命じゃないですか? 竹内さんの意思ではコントロールできない部分ですから。
そういう意味だと、確かに運命的な巡りあわせではあります。 ところが、あの記事を読んで実際に応募してきてくれた方は、14人いるんですよ。
本当にありがたい話です。僕には分不相応なことでした。
仮に今の嫁が応募していなかったら、きっと僕は高確率で他の13人の中の誰かと結婚していたと思うんです。これも運命でしょうか?
…えっと、多分、それも運命だったんじゃないですかね。でも、実際にはそうならなかったんだから、今の奥様が運命の人だってことで良いじゃないですか?
その理論だと、この世のすべてが運命という言葉で片付けられてしまいます。僕が今着ている服は「運命の服」だし、取るに足らない偶然がすべて、運命ということになってしまうじゃないですか。
さておき、世の中の独身の方は「出会いがない」と嘆いているわけですよね。
出会いのなさが理由で結婚できない方は、少なからずそういう悩みを抱えている人でしょうね。
「出会い」とはなんでしょうか。例えば、電車で隣の席に座った異性に声をかけた瞬間、それはもう「出会い」じゃないですか?
う〜ん。でも、そんな誰かれ構わず「出会い」と見なす人は少ないと思いますけど…。
そうですよね。そう簡単に知らない人には声をかけられない。つまり、地球上に異性が何人いようと、結局は「出会いの数」は少なくなってしまいます。
現実的には自分の人生で知り合えた「ごくごく狭い範囲の人」の中から、結婚相手を選ばないといけないわけです。
確かにそうですね。選択範囲は交友関係の広さによりますが。
だとすると、何を基準で結婚相手を選ぶのか、ということが重要になってきますよね。
離婚するカップルは運命の人同士じゃなかった?
ちなみに、どうして離婚するカップルが存在するのでしょうか。離婚するカップルの多くは、結婚した時に自分たちが別れることになるとは思ってないはず。
でも、結婚する時は「この人が運命の人だ!」と信じて結婚するわけですよね。それなのに、気持ちが冷めて離婚するっておかしくないですか?
うーん。結果だけ見ると、運命の人じゃなかったんでしょうね。
つまり人間は、運命の人じゃない相手に運命を感じる瞬間があるということになるかも知れません。
それって、「運命の人なんていない」とほぼイコールだと思いませんか?
例えば、「恋愛感情を持ったから」という理由で結婚する人もいますよね。
わたくしも、結婚するなら好きになった人としたいです。
恋愛感情はとても不思議なもので、男女の絆を強く深めてくれます。何か行動をする時、恋愛感情ほどモチベーションを上げてくれるものはありませんよね。
大切なのは、恋愛感情さえあれば人は結婚という大きな決断を下すことができるということだと思うんですよ。
そうですね。結婚相手を選ぶ条件も色々とありますけど、好きな人と結婚できるのなら、そこまで不満は無いと感じます。
では、好きになった人は確実に運命の人だと言えますか?
それは難しいかも知れません。…恋愛感情は色んな人に抱いてしまうものですし、その恋が実るとは限りません。
だとしたら、そもそも誰かを運命の人だと言い切ることはできないのではないでしょうか?
だからと言って、「この世に運命の人がいない」ということの証明にはなりませんよ?
仮に運命の人がこの世にいたとしても、「この人が絶対にそうだ!」と確信できる瞬間がない限り、「いないのと同じ」じゃないですか?
えー! そんなことを言い出したら、誰とも結婚できませんよ?
だから、身近な相手を運命の人だと思い込んで結婚するっていうことなんじゃないですか? それで上手くいく場合もあれば、ダメで離婚する場合があるっていうだけの話かと。
運命の人と出会う、唯一の方法
今回の竹内さんの話をまとめると、「運命の人はいない。だけど、人は何かしら結婚する理由を見つけては、その身近な相手を運命の人だと思い込んでいる」ということですよね。
それじゃあ、竹内さんは今の奥様を運命の人ではないと思っているってこと?
僕たちだって、いつ考え方が変わって離婚するかわからないんです。どこまでいっても、相手のことを運命の人だとは言い切れないですよね。
…だとすれば、わたくし、やっぱり竹内さんとは別の答えを見つけたいです。運命の人は必ずいると信じているので。
…例えばもし、運命の人だと確信できる瞬間があるとしたらどうですか?
わたくしがいつか、誰かと結婚して、その人を運命の人だと思い込んだとします。そして、そのままずっと2人で生活を続けて…
どちらかが人生最期の時を迎える瞬間に、隣にいることができたなら… 「この人は間違いなく運命の人だった」って確信して良いのではないでしょうか。
死ぬ瞬間まで寄り添っていられたのなら… それはもう、少なくとも自分の人生の中では「運命の人になった」ということが言えるかも知れません。
一生をかけて添い遂げること。それこそが唯一、運命の人と出会える方法なのかも知れませんね。
おっ。なんか急にカッコイイことを言い出しましたね。
これまでの連載で色々と結婚にまつわる話を聞いてきましたが、いかがでしたか?
そうですね。僕もまた、結婚に対する考え方が少し変わった気がします。
それでは、秒速結婚をした竹内さんに最後の質問をしたいと思います。結婚をする上で、本当に大切なものとは何だと思いますか?
どんな出会い方をして、どんなきっかけで結婚することになっても。そして相手がどんな人で、これから先の2人の人生で何があったとしても。
最後まで相手を信じて、ずっと一緒にいられるように努力すること。本当に大切なものとは、そういうことではないでしょうか。
面白い話をたくさん聞かせていただき、ありがとうございました。
いつまでも奥さんと楽しく仲良く暮らしてくださいね! 応援しています!
今回のインタビューまとめ
いかがでしょうか。
この広い世界で偶然出会った、結婚相手。その人が実際に運命の人になるかどうかは、お互いの努力次第かも知れません。
このインタビュー連載を通じて、結婚するために本当に必要なものとは何かを考えてきました。
その答えは見つかったような気もするし、何も見つかってないような気もします。
人間には色んな人がいて、1人1人の考え方が違います。結婚に関しても、特に正解というのは見つからない。
だからこそ、自分の選んだ道が正解となるように歩んでいきたいものですね。 できることなら、人生の最後の瞬間まで…
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
marrial読者の皆様にとって、この記事が少しでも結婚を考える上でのヒントになったとしたら、これ以上ない喜びを感じます。
以上、結婚に関するハッピーな情報をお届けする妖精、マリアルでした。
それではまた!