結婚式の段取りを決めていくうえで、両家の親からの口出しに悩まされるという声をたまに耳にします。
結婚式に対しての考え方が違ったり、過剰に口出しをしてきたり、今だとコロナ禍で結婚式を挙げるかどうか親と意見が対立することもあると思います。
せっかくの結婚式なのに親ともめるのは悲しいですよね。
そこで今回は、どのような口出しが多いのか、また親と上手く付き合うコツをご紹介します。
目次
よくある結婚式の親からの口出し
日取りへの口出し
今の20代30代のカップルは、昔ほど『大安』や『仏滅』を気にしないと人も増えているといいます。
仏滅は結婚式を挙げるには縁起が悪いとされるため、他の日より安価で挙式をすることができることから、あえて仏滅を選ぶカップルも。
しかし、親の世代には縁起の良し悪しに厳しい人も多く、「仏滅なんてもってのほかだ!」と言われてしまうことも多いようです。
料理への口出し
料理の味は結婚式の質に直接繋がるケースも多いため、世間体を気にする親は料理にこだわる人が多いかもしれません。
具体的な事例としては、洋食のコースで進めていたが、親に「洋食が苦手な人がいたらどうするの」と言われ、和洋折衷に切り替えざるを得なかった、予約した料理のコースを親に共有したところ、「貧相だから、もう1つグレードをあげろ」と言われたなどの声があります。
新婦衣装への口出し
招待者全員が注目する新婦衣装へのこだわりが強い親は、かなり多いようです。洋装か和装か、何色か、お色直しは何回か、などなどかなり多くの注文をされることがあるようです。
引出物への口出し
引出物は地域や家庭によって、金額や品物が異なります。
ご祝儀の半分の金額か、同等の金額か。紙袋いっぱいに重くなるほど品物が多い方がいいか、カタログギフトで十分か、などなど。正解がないので決めるのが難しいですよね。
双方の親の考え方が違うと、新郎新婦が板挟みになってしまうことも。
解決方法としては、それぞれのゲストに合わせて引出物を二種類用意にするなどして対応するのがいいでしょう。
コロナ禍の結婚式への口出し
結婚式場では万全の体制で感染予防を行っていますが、心配する親から延期や中止を求められたりすることもあると思います。
そんな時は、結婚式場が行っている感染防止策をきちんと説明しましょう。
それでも親が心配する場合は、結婚式は家族だけで行って他のゲストはリモートで参加してもらうなど、コロナ禍ならではの結婚式のスタイルを検討してみてもいいかもしれません。
親の口出しに悩まないための対策
1.検討の段階で親の意見を聞いておく
新郎新婦が決めたことを報告すると、「親の意見を聞かないで勝手に決めてしまって!」と怒ってしまう親もいるようです。
段取りを決め終わったあとに口出しされると、金額も変わるうえに今までの準備が無駄になり、また1からはじめなければならなくなります。
そのようなことにならないよう、検討の段階で、親の意見も聞いておくといいでしょう。
2.新郎新婦で譲れない項目を決めておく
新郎新婦間で譲れない項目を洗い出し、優先順位をつけましょう。
もし、親の意見と対立した際に優先順位が高いものであれば、どうしても譲れないと申し出るべきですし、逆に優先順位が低いものなら、親の意見を尊重してもよいのではないでしょうか。
3.挙式の費用を親に頼りすぎない
親に口出しをされた際に「お金出してあげるんだから、言うこと聞きなさいよ」と言われたら、突破口を探すのが難しくなります。
親からの援助に頼りすぎずに、新郎新婦の実現したい結婚式をつくりましょう。
そのためには格安婚など、無駄な費用をかけずにコスパのいい結婚式を検討するのもおすすめです。
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4.新郎新婦は仲良く味方同士
例えば新婦のドレスに新郎の親が口出しをして、険悪な雰囲気になってしまったとします。
新郎としては「正直、どんなドレスでもいい」と思うかもしれませんが、嫁姑の対立が生まれたときは、必ず新婦の見方でいることが大切です!
親の縁はなかなか切れませんが、夫婦は離婚できてしまいます。
おふたりが意見を合わせて仲良くいることで、親も子供の意見を聞こうという気になるものです。
5.イエスアンド話法で対話する
親と意見が違っても、「ちがうよ!」「そうじゃなくて」といった言葉で反論してはいけません。
意見が異なる人と対話する時は、ビジネスで使われる「イエスアンド話法」で話すと、ケンカにならずに意見を伝えることができます。
親の意見を聞いたら、まずは「そうだね」「なるほど」と同意します。
次に「それについては~」「それなら~」と反論に聞こえない言葉でつないで、自分たちの意見を伝えます。
そうすると、相手は意見を否定されたとは感じずにこちらの意向を受け入れやすい心理になります。
親とけんかすることなく、素敵な結婚式にしましょう
自分の親・相手の親とうまく話し合って、円満に晴れの日を迎えましょう。
けんかがヒートアップしてしまうと結婚式の取りやめや、新郎新婦の仲まで悪くなってしまうケースがあります。
それは何としても避けたいですよね。
揉めないための準備を入念に早めに行い、円満な結婚式にしましょう。
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