結婚が決まり、お互いの両親への結婚挨拶が終われば、次はいよいよ“結納”です。二人にとってもご両親にとっても初めての“結納”は分からないことだらけという方も多いかもしれません。
“結納”には両家の縁を結ぶ意味があります。“結納”を経て、二つの家族が一つになれるよう、これまでにmarrial(マリアル)で掲載してきた記事をもとに「結納」をするときに読みたい記事をまとめました。ぜひ役立ててくださいね!
目次
「結納」をするときに読みたい記事まとめ
そもそも「結納」とは?
そもそも、「結納」が何か分からないという方もいるかもしれませんね。結納とは、婚姻の約束を交わしたことを正式に表明するための儀式と言われています。今では結納をしない人も増えていますが、まずは二人で結納をするのかしないのか話し合い、両親に相談すると良いでしょう。
「結納」と両家顔合わせ・食事会・婚約・結婚式との違い
結納とは、婚姻の約束を交わしたことを正式に表明するための儀式と言われていますが、では両家顔合わせ・食事会・婚約・結婚式とはどう違うのでしょう? その違いをはっきり答えられる人は意外と少ないかも……!?
再婚の場合
授かり婚の場合
結納の準備を始める前に知りたい基礎知識
結納を行うことに決めたのであれば、様々な準備が必要です。どんな準備が必要なのか、結納の基礎知識を知っておきましょう。
知っておくと得する節約術
結納の日時・場所
結納の基礎知識が分かったところで、まずは日時・場所を決めましょう。
結納の時期
結納の時期としては、結婚式から半年前~3ヶ月前に行う方が多いようです。
日時
結婚式の日取りと同様に結納の日取りも六曜を目安に決める方が多いようです。ちなみに、結納の儀式自体にかかる時間はおおよそ15~20分程度です。
場所
結納の場所として考えられるのは、花嫁の実家・ホテル・料亭です。基本的には新郎側が場所を決めましょう。
結納の食事代は誰もち?
結納の食事費用の相場は10万円程と言われており、最も多いのは新郎新婦が折半するケースです。しかし、二人や両親の意向によっても異なるようです。
結納の進行は?
結納当日の具体的な流れとしては下記のようになっています。
・結納場所に結納品などを飾る
・男性側から順に入室する
・男性の父親が挨拶して結納の儀式が始まる
・男性側から女性に結納品を納める。受け取った側は受書を贈り主に渡す
・女性側から男性に結納品(結納返し)を納める。受け取った側は受書を贈り主に渡す
・結婚記念品のお披露目や写真撮影など
・男性の父親が挨拶をして結納が終わりとなる
・食事会
結納当日の服装
新郎
格式ある結納の場合は、略礼服であるブラックスーツ、略装と呼ばれる準礼装で行う場合は、ダークスーツを着ると良いでしょう。
また、ネクタイの有無は彼女の両親がフォーマルな結納を希望しているのか、それともカジュアルな結納を希望しているのかによって合わせた方が良いでしょう。
新婦
正式な結納では振袖や訪問着、略式の結納ならワンピースやスーツがおすすめです。
親族
また、両親は黒留袖や訪問着、兄弟姉妹は本人と同格か、格下の服装が良いでしょう。
結納金
男性から女性に贈る結納金の一般的な金額は「100万円」と言われています。
結納返し
男性から頂いた結納金に対して、女性側がお返しするのが「結納返し」です。関東の正式な結納返しは当日ですが、関東以外では後日日を改めるのが正式です。また、関東は「半返し」、関西は「1割返し」という習慣があります。
結納金の使い道
結納金の正しい使い道としての決まりは特にはありません。ただ、結納金は結婚の支度金という意味合いが強いことから、結婚に関する費用に充てたり、新生活の備えとして貯金したりといった使い道が一般的です。
地域別
結納は地域によって異なることが多いので、自分の地域の結納の方法と、相手の地域の結納の方法を調べておくと良いですよ。
大切なことは両家の気持ち
いろいろ「結納」のしきたりがありますが、大切なことは二人と二人の家族がお互いに気持ち良く結納を終えること。しきたりを大切にしつつ、両家の気持ちを大切にして、素敵な結納を行ってくださいね。